被リンクには良質なものと悪質なものに分けることができます。良質でなければSEO効果を期待することが難しく、逆に被リンクを受けたとしてもペナルティの対象になる恐れがあります。今回は良質な被リンクの条件を紹介するので、被リンクの承認を刷る時に役立てましょう。
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被リンクはIPが分散されているか
良質な被リンクの条件として、IPアドレスの分散が挙げられます。自分のサイトと非リンク元のサイトのIPアドレスが同じである場合、自然な被リンクではないため良質な被リンクではありません。IPとは「000.000.000.000」という数字で表され、IPは住所のようなものです。住所が同じサイトは自分で被リンクを付けることができるので、効果のある被リンクとして認められません。
サイドバーやメニューからの被リンクではないか
良質な被リンクの条件は記事本文からの発リンクであるかどうかです。例えば、サイドバーやメニューからの被リンクは良質な被リンクとはなりません。
しかし、トッページからの被リンクは良質な被リンクとしてSEO効果を得られる可能性があります。その理由は、トップページからの被リンクは全面的にそのサイトをバックアップしているとの同じだからです。しかし、サイトジャンルが異なる場合、良質な被リンクとして扱われることがなく、効果がないもしくはペナルティ対象となる被リンクとなります。
1ページに大量に被リンクが付けられていないか
SEO対策を普段からしている人であれば、一度はペンギンアップデートという言葉を聞いたことがあるでしょう。ペンギンアップデートが導入されたことにより、1ページに大量の被リンクを貼るのはペナルティの対象となります。そのため、良質な被リンクにするためには、1記事1つの被リンクを心がけます。
SNSからの被リンクがあるかどうか
SNS上で自然に拡散した被リンクは良質な被リンクと言えるでしょう。SNSからの被リンクは検索順位に効果がないと言われています。しかし、クロール率が上がる可能性があり、更に拡散すれば、クローラーは価値の高いページであると判断する可能性もあります。SNS上の自然な被リンクは良質な被リンクと言えるでしょう。
同ジャンルの被リンクかどうか
同じジャンルのサイトからの発リンクは良質な被リンクと言えます。例えば、「ウォーターサーバーのサイト」から「トラック販売サイト」へ発リンクがあると、ジャンルが全く異なるので不自然な被リンクと言えます。そのため、ホームページで導入実績などを掲載する時、導入した企業名だけを載せて、サイトは掲載しないところが多いです。
コンテンツ量が不十分であるサイトからの被リンクではないか
コンテンツ量が不十分なサイトからのリンクは良質な被リンクとは言えません。被リンク元のサイトは最低でも1カテゴリー15記事以上必要です。あくまで良質な被リンクとは、クオリティの高いサイトからの被リンクです。コンテンツ量が少ないとクオリティの低いサイトとみなされますので、コンテンツ量も良質な被リンクの条件の1つです。
更新頻度があるサイトからの被リンクかどうか
更新頻度でサイトの思い入れを理解できます。地道にコンテンツを追加して成長させるような取り組みはしっかりとGoogleに評価されるでしょう。一方で、1年間ずっと更新されていないサイトは良質なサイトと言えるでしょうか。良質な被リンクの条件は更新頻度が高いサイトからの発リンクになります。
キーワードを意識しているか
キーワードを意識しているかどうかも良質な被リンクの条件です。例えば、自分のサイトのコンテンツ内容に関係のあるキーワードで被リンクを渡してもらうことで、キーワードを意識した良質な被リンクを獲得できます。
サイトのペナルティの有無
ペナルティがあるサイトから被リンクを獲得してしまうと、自分のサイトの評価が被リンクが増えたのにも関わらず低下します。被リンクを承認する時は、ペナルティの有無を確認してから実行します。
価値のないページへジャンプさせるための被リンクかどうか
価値のないページへジャンプさせるための被リンクは良質な被リンクではありません。例えば、その被リンクをクリックすることで、自動でソフトウェアをダウンロードさせてしまうようなサイトや、その被リンクをクリックすると一応そのページには遷移するものの、自動で別のサイトへ移動させて別サイトを表示させる行為も問題です。