seo対策に普段から取り組んでいるが、なかなか効果が得られない人もいるのではないでしょうか。
近年、サイト運営者の中で取り入れられているseo対策に共起語の選定があります。共起語を取り入れることで上位表示されやすくなります。
その理由は、共起語を選定することでユーザーが知りたいコンテンツに近づけることができ、知りたい情報を提供できるからです。この理由からseo効果を期待できます。
共起語とは何かをまず解説!
共起語とは選定したキーワードに沿って文章を書くとき、文章内に頻繁に登場しうるワードのことです。下記に一例を出します。
共起語の選定方法は?
共起語の選定の仕方によって、検索ユーザーが知りたい情報を提供できるかどうかが決まります。また、共起語の選定により、キーワードに沿った文章でも内容が変わります。共起語の選定方法は複数あるので、あなたの好みの選定方法を選択して下さい。
seoWebアプリツールで共起語の選定をする
共起語の選定はWebアプリツールを用いて行えます。下記に共起語選定に役立てるWebアプリツールを紹介します。
サクサクLABOの共起語検索調査ツール
https://www.sakurasaku-labo.jp/tools/cooccur
この共起語抽出ツールはキーワードを入力すれば共起語を抽出できます。抽出速度が他のツールに比べて早く、欠点は一定回数使用すると新規登録またはログインしなければならないことです。
Core inc.提供の共起語分析ツール
https://coresysapp.net/c/cooccur-terms.php
Core社が提供する共起語抽出ツールです。正確な共起語抽出を無料でできるseoツールです。サクサクLABOの共起語検索調査ツールと同様にキーワードを入力することで抽出できます。しかし、抽出する度に画像認証が必要で、大量な記事数を書く時には抽出に手間がかかります。
NeoInspire.netの共起語検索
https://neoinspire.net/cooccur/
上記seoツールと同様の使い方です。無料で新規会員登録が必要ないため、このseoWebアプリツールで落ち着く人も多いです。しかし、抽出速度が遅く、更に抽出される共起語の数が少ないことが欠点です。
MIERUKAの共起語検索・調査ツール
https://mieru-ca.com/demo/word-related/?sid=blog02
こちらも無料で利用できるseoツールで、1度の検索で約14個の共起語を抽出してくれます。
LSI調査
LSI調査は検索上位10ページの共起語を抽出してくれます。上位表示されているページにどのような共起語が使われているのか把握でき、seo効果を期待できます。
おうち稼ぎ.comの共起語チェックツール
https://kiji-writer.com/word_count/
共起語がチェックできるseoツールです。チェックをする時はテキストファイルかzipファイル、csvファイルをアップロードしてチェックしてもらいます。このツールは抽出目的ではなく、文章内に共起語が使われているのかをチェックする目的で使用します。
サジェストから共起語を抽出する
サジェストは検索エンジンで検索する時に検索ワードを推定してくれる機能です。検索フォームからも知ることができますが、検索ページの下部からも確認できます。厳密には共起語はサジェストと異なります。
違いに関しては後述しますが、サジェストと共起語は類似する部分があり、サジェストから共起語を選定してもそれは間違っておらずseoに有利です。サジェストから共起語を選べば、ユーザーが知りたい情報を含められているコンテンツ作りができます。
共起語とサジェストの違い
共起語はキーワードに沿って文章を書いた時に頻出する言葉ですが、サジェストはそのキーワードと関連性が高い言葉のことです。共起語は頻出ワード、サジェストは関連ワードなため厳密には異なります。
サジェスト抽出ツール
サジェスト抽出ツールを使用すれば共起語選定に活用できます。サジェスト抽出ツールに関しては下記のツールを知っていれば十分です。
共起語は最大で4つ選定する
共起語を選定する個数は2つ以上4つ以下です。その理由は下記です。
説明する内容が増えすぎない
共起語を多く設定し過ぎると複数の話題について触れてしまいます。触れる話題が増え過ぎると、結果的に何が言いたかったのかユーザーに理解してもらえなくなります。
例えば、キーワードが「ドッグフード」で共起語に「犬」、「飼い主」、「おいしい」、「ライフステージ」、「ダイエット」と5つ選定し、この共起語を文章に交えるとライフステージにも触れ、さらに犬のダイエットについても説明しなければなりません。一般的には1ページに1つの話題で記事を書くのがseoの基本です。そのため、ダイエットに関する話題は別のページを用意してライティングすることになるでしょう。
共起語を4つ選定して、もし話題が複数になる時は共起語を減らすことを検討します。共起語を使用したライティングでもseoライティングの基本は忘れないようにします。
2つ以上選定することでユーザーが知りたい情報を提供しやすくなります
共起語は1つでは十分ではありません。ある課題に対して具体的な解説をする時、2つ以上選定することは容易です。選定をすることで共起語で検索したユーザーの流入の可能性も高くなります。
共起語を使ったライティング方法
共起語選定が完了したら、実際に共起語を使用することになります。ここでは共起語を使用したライティング方法を説明します。
共起語を文章中に分散させて使用する
基本的な共起語を使用したライティング方法は、キーワードを使う時と同様に文章中に分散させて使用します。
できるだけ小見出しに入れる
基本的にライティングをする時は文章構成を作り、その構成に沿って小見出しを作成します。この小見出しに共起語を含めます。
共起語のseo効果とは!?
では共起語を使用することで、具体的にどのようなseo効果があるのでしょうか。
読みやすいコンテンツ作りがseo効果あり
Googleの検索エンジンは様々な要素を検索順位に反映させますが、その中の1つに読みやすさがあります。
読みやすい文章は最後まで読み進めてくれる可能性が高くなるため、検索ユーザーの滞在時間が増えます。滞在時間が長ければ、そのページに有益な情報が書かれている可能性が高くなります。Googleの検索エンジンは有益なコンテンツを上位表示させることを公表しているので、seo対策の効果を得るためにはわかりやすい文章作りは欠かせません。
共起語を使うことでその言葉を使って文章構成ができます。共起語を使用しないより、文章構成をわかりやすく作れるので結果的に読みやすいページを作成でき、seo効果を期待できます。
共起語で文章の不自然さを少なくする
共起語を文章中に分散させて使うことで、文章の不自然さを少なくできます。不自然な文章はスパムと判断されることがあります。例えば、キーワードを詰め込みすぎると不自然な文章になります。キーワードの詰め込みすぎは上位表示を狙うブラックseoの手法の1つで、スパムと判断されます。
共起語を使用することで不自然な文章を少なくできるので、スパム扱いを受けるリスクを下げられます。
また、不自然さをなくすことで読みやすい文章になるのでseo効果を期待できます。