現在、ライターとして4年以上の経験があります。そして、数多くのメディアで執筆経験があります。案件によっては、自分でキーワードの選定から構成、記事執筆、入稿まで担当することも多いため、正しいライティング方法が身についていないと仕事ができません。そのため、たぶん僕は正しいライティングで記事を書いているのではないかと思います(笑)
正しくライティングをすることできれば、すぐには無理でもいつかは上位表示される可能性が高くなります。また、狙ったキーワードだけでなく、さまざまなキーワードからアクセスを見込むことができるでしょう。
今回は、僕が普段から行っているライティング方法の全手順を公開しますので、これから記事を書く方、正しい記事の書き方を知りたい方はチェックしてください!
<この記事を読んでわかること>
・ライティングの正しいやり方
・ライティングの流れ
・SEOを意識したライティング
Index
どのようなキーワードで記事を作成するのか考える
一般的にSEO業界ではキーワード選定と言われる作業です。基本的に記事はキーワードを軸にライティングをしていくというのが一般的になります。そのため、1番はじめに決めるべきというわけです。
「キーワードを選ぶ」と言われてもどのような意味なのかわからないという方も多いかと思いますので、例を挙げて詳しく解説していきますね。
例えば、この記事のように「ライティングの正しい方法」という記事を書くとなると、キーワードは「ライティング、方法」になります。もう一例を挙げれば、「初心者のためのエギングのやり方」という記事を作る場合、キーワードは「初心者、エギング」となります。
一般的なキーワードの決め方
キーワードの選定方法は2パターンあります。
・書きたい記事のタイトルから抽出する
・キーワードから選ぶ
書きたい記事があるときは、頭の中にタイトルが思い浮かんでいますよね?この場合、簡単に抽出できるので簡単です。
一方、書きたい記事が思い浮かばないときは、キーワード選定に苦労します。なぜなら、キーワードからタイトルを決めて記事化する必要があるからです。基本的にキーワードから記事化するという場合は、2つのツールを使います。それは、
・キーワードプランナー
・Googleのアジャスト
です。
キーワードプランナー
なぜ、キーワードプランナーを使うのかというとキーワード候補が表示されるからです。例えば、「SEO」と入力すれば、下記の画像のように候補がずらりと並びます。
その候補から選べるので手助けになるというわけです。また、そのほかにも曖昧ではありますが、月間平均検索ボリュームや競合性を確認できるため、記事化するかどうかの判断に役立ちます。
Googleのサジェスト機能を利用する
上記の画像を見ればわかるかと思いますが、検索ワードを入れたときに、日頃からよく検索されているキーワードを表示してくれる機能のことです。このワードからキーワードを選定していきます。
個人的なキーワード選定方法
僕がキーワードを選定するときは、もちろんキーワードプランナーやGoogleのサジェストを使用します。しかし、記事をたくさん書いているといずれ限界がきますよね。例えば、
・記事化済みのキーワードばかりになる
・収益に繋げられないキーワードだけが残る
という現象が起きてきます。つまり、ツールを使っても書けるキーワードが見つからないという状態ですね。この現象は記事を書けば書くほど現れてきます。
個人的な方法にはなりますが、この壁にぶち当たったとき、僕は自分のブログもしくは担当するWebサイトと似ているブログやホームページを探して、その中からヒントを得ています。例えば、そのサイトで公開されている記事の中に自分のブログにはない記事があれば、タイトルからキーワードを抽出し、アレンジして記事化しています。簡単に言えば、パクリです。しかし、文章をそのままパクっているのではありません。キーワードだけをパクっているのです。
この方法なら、キーワードが見つけやすいので、記事数が多いブログを運営している方におすすめです。
正しいタイトルの書き方
次にタイトルを決めます。もし、タイトルからキーワードを選定したという方もタイトルの正しい書き方を説明しますので、飛ばさず読むことをおすすめします。
細かい説明はしません。下記のことを守れば、タイトルの正しい書き方はマスターです。
・タイトルは30文字前後にする
・タイトルの先頭でキーワードを使用する
・タイトルで使うキーワード回数は1回以上2回以下
・魅力的なタイトルにする
このルールについてもっと知りたいという方は、下記のページに詳しく書いてあるので、参考にしてください。
・SEOに強いと言われているタイトルの付け方は本当に効果があるの?
また、魅力的なタイトルって何?と思われている方も、下のリンクの記事に詳しく掲載してありますので、興味がある方はアクセスするといいでしょう。
・思わず目にとまる!クリックしたくなる魅力的なタイトルの付け方
記事の構成案はあらかじめ作成
構成案は記事の骨格になります。そのため、ライティングをする前に決めておくのが一般的です。構成案を作成するときは、下記のポイントを意識するといいでしょう。
・ほかの記事と構成が似すぎないこと
・構成の中でほかの記事と差別化を図ること
僕はいつもこの2点を意識しています。そうすることで、オリジナルの記事が出来上がるからです。しかし、差別化を図るためにはリサーチが必要になります。そのため、記事化したいキーワードで検索してインターネット上に公開されているブログ記事をチェックするといいでしょう。
構成案作成の流れに関しては下記のページで詳しく解説していますので、もっと詳しく知りたいという方はチェックしてみてはいかがでしょうか。
・Webライターや発注者が知っておきたい記事構成案の作成方法
Wordで文章を書く
WordPressでブログを運用している人の中には、直接WordPressの中で編集しているという方もいるでしょう。しかし、もし可能ならWordで書いた後にWordPressへ貼り付けることをおすすめします。その理由は、
・誤字脱字チェックができる
・通信環境のない場所でも執筆が可能
だからです。僕は特に2番目にメリットがあると感じています。Wordのほうが動きもスムーズですし、タイピングしても疲れません。そのため、個人的にはWordPressよりもWordでライティングをすることのほうが多いですね。
さて、ライティングするときのポイントが気になる方もいるのではないでしょうか。僕が意識しているポイントは3つあります。
3,000文字程度の文章を心がける
文字数に意識を集中させるというのは好ましくありません。なぜなら、中途半端な文章になる可能性があるからです。わかりやすいように下記に一例を挙げましょう。
「3,000文字と決めて文章を書くとします。構成に沿ってライティングしていると気合が入りすぎたせいか、まだ序盤にも関わらず2,500文字ぐらいライティングしてしまいました。まだ、残りの構成がたくさんあります。構成を埋めるために、その後の1小見出しあたりの文字数を少なくしてライティングを進めて3,000文字程度で無理やり書き終えました。」
となるわけです。これでは記事の後半部分は薄っぺらな文章になります。だから、文字数は意識しないほうがいいというわけです。
では、なぜ3,000文字の文章を心がけているかというと、書き過ぎを抑制するためになります。僕はいつも気合いを入れて記事を書いていますので、長い文章になりがちです。しかし、長すぎる文章は良くないと考えています。例えば、再生時間が長いYouTube動画をあなたは視たいですか?僕は視たくありません。それと同じで記事もできるだけコンパクトにまとめるほうがユーザーにとって有益なのではないかと考えています。
なぜ、1記事あたり3,000文字なのかということについてもっと知りたいという方は下記の記事にまとめてありますので、ぜひチェックしてください。
・【たった3分】ブログ記事の最適な文字数は3000文字!その驚愕する理由とは!?
わかりやすい文章を心がける
「記事は誰でも書ける!」確かにその通りです。
しかし、「誰でも理解できるわかりやすい文章を書けますか?」
と言われると、僕もまったく自信がありません。なぜなら、読む人の能力でわかりやすいかどうかは変わってくるからです。しかし、わかりやすい文章を心がけるために僕がやっている3つの方法があります。それは、
1.語尾の“です”と“ます”をできるだけ交互に使う
2.難解な言葉は使わない
3.箇条書きをたくさん使う
です。この中でわかりづらい部分は、1番目の「語尾の“です”と“ます”をできるだけ交互に使う」ではないでしょうか。
簡単に言えば、「〇〇です。〇〇です。〇〇です。」や「〇〇ます。〇〇ます。〇〇ます。」というように“です”もしくは“ます”を繰り返し使わないようにすることです。実際には、「〇〇です。〇〇ます。〇〇です。」というように交互に使用します。また、どうしても続くときは、“でしょう”や“ますか?”、“ですよね”、“〇〇ではないでしょうか”というような語尾を混ぜて記事を書いています。同じ語尾を続かせないことで、わかりやすい文章を作ることができますよ!
キーワードと関連する言葉を使う
共起語と言われます。普段の記事でものすごく意識しているということはありません。なぜなら、共起語はその話題について書けば自然と文章中に入ってくる言葉だからです。意識しすぎると、文章が不自然になり、読みづらくなる可能性があります。
しかし、ある程度意識している理由は2つあります。
・内容の薄さに注意を払うため
・キーワード以外からの検索ワードでアクセスしてもらいたい
共起語の少ない文章は内容が薄く、書くべき内容が書かれていないケースが多いです。そのため、ある程度共起語は意識したほうがコンテンツの質を保ちやすくなります。また、共起語からアクセスしてもらえる可能性があるので、アクセス数の増加が見込めるというメリットがあるでしょう。
WordPressへ入稿
文章が完成したら、次はWordPressへ入稿することになるでしょう。入稿するときのポイントは3つあります。
・コピペチェックをする
・ディスクリプションを書く
・文章に装飾をつける
では、それぞれ詳しく解説していきます。
コピペチェックをする
入稿する前にコピペチェックをすることをおすすめします。コピペチェックツールはインターネット上に上がっている記事の文章と類似度をチェックするツールのことです。簡単に言えば、ほかの記事から文章をパクっていないかチェックすることができます。
「パクってないからコピペチェックやらなくてもいいや」と思っている方もいますが、自然に一致率が上がるというケースも珍しくありません。特に競合性の高い記事などが多い傾向にあります。そのため、公開する前に絶対やっておいたほうがいいというわけです。
個人的にはCopy Content Detectorを使用しています。ちなみにこのブログで公開されている記事の一致率は49%以下です。50%未満なら良しとしています。ちなみに、一致率の下げ方は下記のページで詳しく解説していますので、なかなかコピペ率が下がらないという方はチェックしてみてください!
ディスクリプションを書く
ディスクリプションを書きましょう。正直どちらでもいいです。書かなくても問題ありません。でも、僕はしっかりと書いています。下記にメタディスクリプションの正しい書き方の解説記事があるので、興味のある方はチェックしてください!
・メタディスクリプションの正しい書き方を一緒にマスターしませんか?
文章に装飾をつける
文章を装飾したほうが、デザイン性がアップして見栄えも良くなります。また、読みやすさにも繋がるので、記事の装飾は欠かしていません。装飾を意識するときのポイントは下記です。
・文字に色をつける
・マーカーをつける
・画像をつける
・必要ならグラフを使う
これだけやれば十分です!
今回ご紹介したライティング方法を行えば、読者目線の記事を提供することができるでしょう。同時に、成果も自ずと現れてくるのではないでしょうか?