FXのチャートで「158円」「159円」のようなキリの良い価格を、毎回手作業で水平線にしていませんか?
キリ番(ラウンドナンバー)は多くのトレーダーが意識しやすい価格帯ですが、通貨ペアや時間足を変えるたびにラインを引き直すのは手間がかかります。
そこで、MT4のチャートにキリ番のラインを自動で引くインジケーター「キリ番ライン」を開発しました。こちらのインジケーターは完全に無料で提供しております。
この記事のポイント
- キリ番ラインは、MT4のチャートでキリの良い価格(例:158.000、159.000)に自動で水平線を引く無料インジケーターです。
- ラインの間隔はpips単位で変更でき、初期設定は100pips(ドル円なら1円ごと)です。
- スクロールや拡大縮小に合わせて自動で引き直すので、手作業でラインを管理する必要がありません。
- メールアドレスを登録すると、配布ページから無料でダウンロードできます。
| 名称 | キリ番ライン(ファイル名:MAM_RoundNumber.ex4) |
|---|---|
| 対応プラットフォーム | MT4(MetaTrader 4)Windows版 |
| 料金 | 完全無料 |
| 対応銘柄・時間足 | すべての通貨ペア・すべての時間足 |
| 主な機能 | キリ番への水平線の自動表示、価格ラベル、間隔の変更、補助ライン、表示/非表示の切り替え |
| 開発者 | Toshi(MoreAndMore Info) |
キリ番ラインとは?
キリ番ラインとは、MT4のチャート上で、キリの良い価格に自動で水平線を引くインジケーターです。
チャートにこのインジケーターを適用させると、表示している範囲のキリ番に水平線が引かれ、ラインの右端に価格が表示されます。

手作業で水平線を引く場合、価格を確認しながら1本ずつ線を引き、通貨ペアを変えるたびに引き直す必要があります。キリ番ラインを使えば、こうした作業をすべて自動で行えます。
動画でわかるキリ番ラインの使い方
キリ番ラインの使い方を、約2分の動画で紹介しています。インジケーターの適用からラインの間隔の変更、補助ライン、表示/非表示の切り替えまで、実際のMT4の画面でご覧いただけます。
FXでキリ番(ラウンドナンバー)が意識される理由
キリ番とは、ドル円の150円・151円のように、端数のないキリの良い価格のことです。英語では「ラウンドナンバー」と呼ばれます。
キリ番は覚えやすく目に入りやすいため、多くのトレーダーが注文の目安にしやすい価格帯です。そのため、キリ番の近くでは値動きが止まったり、反発したり、勢いよく抜けたりする場面がよく見られます。
ただし、キリ番で必ず反発するわけではありません。キリ番ラインは、あくまで「今どのキリ番の近くにいるのか」をひと目で確認するための補助ツールとしてお使いください。
キリ番ラインの主な機能
① 自動で水平線を表示
キリの良い価格に水平線を自動で引きます。
② 右端に価格を表示
今どのキリ番の近くにいるかがひと目でわかります。
③ 表示範囲に自動で追従
スクロールや拡大縮小をしても自動で引き直します。
④ 間隔をpips単位で変更
初期設定は100pips。50pipsなら50銭ごとになります。
⑤ 補助ラインも表示
メインのラインの間に点線の補助ラインを引けます。
⑥ ボタン・キーで表示切替
左下のボタンかNキーで表示/非表示を切り替えます。
右端に価格ラベルを表示
キリ番ラインでは、各ラインの右端に「158.000」「159.000」のように価格が表示されます。

現在の価格が、どのキリ番とどのキリ番の間にあるのかを、数字を読まずに確認できます。
スクロールや拡大縮小に自動で追従
チャートをスクロールしたり、拡大や縮小をしたりしても、表示範囲に合わせて自動でラインを引き直します。

表示範囲の外にある不要なラインは引かないため、チャートが線だらけになることもありません。
ラインの間隔をpips単位で変更できる
ラインの間隔は、パラメーター設定の「キリ番の間隔(pips)」で変更できます。
初期設定は100pipsなので、ドル円なら1円ごとにラインが引かれます。50pipsにすると、50銭ごとのラインになります。

スキャルピングやデイトレードなど、短い時間足で細かく見たいときは間隔を狭く、スイングトレードで大きく見たいときは間隔を広くするのがおすすめです。
メインのラインの間に補助ラインを表示
パラメーター設定の「補助ラインを表示する」をtrueにすると、メインのラインの間に点線の補助ラインが引かれます。

たとえば、メインを100pips、補助を50pipsにすると、1円ごとの実線と50銭ごとの点線を同時に表示できます。色・線の種類・太さは、メインと補助で別々に設定できます。
ボタンやNキーで表示/非表示を切り替え
ラインが邪魔なときは、チャート左下の「キリ番 ON」ボタンをクリックすると非表示にできます。もう一度クリックすると、また表示されます。

キーボードのNキーでも同じように切り替えができます。時間足を切り替えても、表示と非表示の状態はそのまま維持されます。
キリ番ラインの導入方法
キリ番ラインは、次の手順でMT4に導入できます。
- 下記のダウンロード方法に沿って「RoundNumberLine.zip」をダウンロードし、解凍します。
- MT4のメニューから「ファイル」→「データフォルダを開く」を選びます。
- 開いたフォルダの「MQL4」→「Indicators」に、「MAM_RoundNumber.ex4」を入れます。
- MT4を再起動するか、ナビゲーターの「インディケータ」を右クリックして「更新」を押します。
- ナビゲーターの「インディケータ」から「MAM_RoundNumber」をチャートにドラッグし、「OK」を押します。
チャートにキリ番のラインが表示され、左下に「キリ番 ON」ボタンが出れば導入完了です。
パラメーターの説明
キリ番ラインのパラメーターは、すべて日本語で表示されます。主な項目は次のとおりです。

| 項目 | 初期設定 | 内容 |
|---|---|---|
| キリ番の間隔(pips) | 100 | メインのラインを引く間隔です。 |
| メインラインの色・線種・太さ | Silver・実線・1 | メインのラインの見た目です。 |
| 補助ラインを表示する | false | trueで補助ラインを表示します。 |
| 補助ラインの間隔(pips) | 50 | 補助ラインを引く間隔です。 |
| 補助ラインの色・線種・太さ | DimGray・点線・1 | 補助ラインの見た目です。 |
| 右端に価格ラベルを表示 | メイン:true 補助:false |
ラインの右端に価格を表示します。 |
| ラベルの文字サイズ | 8 | 価格ラベルの文字の大きさです。 |
| ラインをローソク足の背面に表示 | true | ローソク足を隠さないよう、ラインを後ろに表示します。 |
| 最大本数 | 100 | ラインが多すぎるときは、間隔を自動で広げて見やすくします。 |
| ボタンの位置 | 左下 | 表示/非表示ボタンの位置を四隅から選べます。 |
| 表示/非表示を切り替えるキー | N | 英字1文字で好きなキーに変更できます。 |
| ID | 1 | 同じチャートに2つ入れるときは、別の値にします。 |
キリ番ラインに関するよくある質問
Q. キリ番ラインは本当に無料ですか?
はい、完全に無料です。メールアドレスをご登録いただくと、無料インジケーター配布ページからダウンロードできます。
Q. MT5やスマホ版のMT4でも使えますか?
現在はWindows版のMT4専用です。MT5、スマホ版・タブレット版のMT4では使えません。
Q. どの通貨ペア・時間足で使えますか?
すべての通貨ペア・時間足で使えます。ゴールドなど小数点以下2桁の銘柄では、100pipsが1ドル刻みになります。間隔を広げたい場合は「キリ番の間隔(pips)」を大きくしてください。
Q. ラインが表示されません。
チャート左下のボタンが「キリ番 OFF」になっていないか確認してください。OFFの場合は、ボタンをクリックするかNキーを押すと表示されます。
Q. 1円ごとと50銭ごとのラインを同時に表示できますか?
できます。「補助ラインを表示する」をtrueにすると、メインのラインの間に補助ラインが表示されます。
Q. チャートの動作が重くなりませんか?
表示している範囲のキリ番だけにラインを引き、本数にも上限があるため、動作が重くなりにくい作りです。
キリ番ラインの無料ダウンロードはこちら
まとめ
今回は、MT4でキリ番に自動でラインを引く無料インジケーター「キリ番ライン」を紹介しました。
キリ番ラインを使えば、キリの良い価格に水平線と価格ラベルが自動で表示され、スクロールや拡大縮小にも自動で追従します。ラインの間隔や補助ラインも自由に設定できます。
キリ番を手作業で引く手間を減らしたい方は、ぜひキリ番ラインを活用してみてください。
※本インジケーターは売買の判断を補助するツールです。投資は自己責任で行ってください。利益を保証するものではありません。




