MT4で過去のチャートを使って手法を検証するとき、この先の値動きが見えていると、どうしても結果を意識してしまいませんか?
チャートを左にスクロールして右側を手で隠したり、紙で画面を覆ったりする方法もありますが、ローソク足を1本ずつ進めながら確認するのは手間がかかります。
そこで、MT4のチャートでローソク足を1本ずつコマ送りできるインジケーター「チャート検証くん」を開発しました。こちらのインジケーターは完全に無料で提供しております。
この記事のポイント
- チャート検証くんは、MT4のチャートで縦線より右側のローソク足を隠し、1本ずつコマ送りできる無料インジケーターです。
- 右矢印キー・左矢印キーやボタンで1本ずつ進む・戻るができ、自動再生にも対応しています。
- 同じ通貨ペアの別の時間足のチャートにも入れておくとコマ送りが連動し、上位足では作りかけのローソク足も途中まで表示されます。
- メールアドレスを登録すると、配布ページから無料でダウンロードできます。
| 名称 | チャート検証くん(ファイル名:MAM_RewindChart.ex4) |
|---|---|
| 対応プラットフォーム | MT4(MetaTrader 4)Windows版 |
| 料金 | 完全無料 |
| 対応銘柄・時間足 | すべての通貨ペア・すべての時間足 |
| 主な操作 | →キーで進む/←キーで戻る/Vキーでオン・オフ/縦線のドラッグで移動 |
| 開発者 | Toshi(MoreAndMore Info) |
チャート検証くんとは?
チャート検証くんとは、MT4のチャートで縦線より右側のローソク足を隠し、ローソク足を1本ずつコマ送りできるインジケーターです。
チャートにこのインジケーターを適用させると、縦線より右側のローソク足が隠れます。この縦線が、検証での「今」の位置です。

この先の値動きを見ずに、その時点までのチャートだけで判断する練習ができます。
チャート検証くんの主な機能
① 1本ずつ進む・戻る
矢印キーかボタンで、ローソク足を1本ずつ動かします。
② 自動再生
ローソク足が自動で1本ずつ進みます。最新まで進むと止まります。
③ 縦線をドラッグで移動
検証したい場面まで一気に移動できます。
④ 別の時間足と連動
同じ通貨ペアのチャート同士でコマ送りが連動します。
⑤ 作りかけのローソク足を表示
上位足では、今の位置までのローソク足を途中まで表示します。
⑥ Vキーでオン・オフ
オフにすると、普通のチャートに戻ります。
矢印キーやボタンで1本ずつ進む・戻る
キーボードの右矢印キーを押すと、ローソク足が1本ずつ進みます。左矢印キーを押すと、1本ずつ戻ります。
チャート左下の「進む >>」ボタンと「<< 戻る」ボタンでも、同じように操作できます。

ボタンの上には「コマ送り中 2026.10.06 09:20 まで表示」のように、今どの日時まで表示しているかが表示されます。その下には、操作キーの案内も表示されます。
自動再生でローソク足を自動で進める
「自動再生」ボタンを押すと、ローソク足が自動で1本ずつ進んでいきます。止めるときは、「停止」ボタンを押します。
最新のローソク足まで進むと、自動で止まります。進む間隔は、パラメーター設定で変更できます(初期設定は500ミリ秒)。
縦線をドラッグして検証したい場面へ移動
縦線はドラッグで動かせます。何本も矢印キーを押さなくても、検証したい場面まで一気に移動できます。

コマ送り中は、最新の価格を示すBidライン・Askラインや、左上の四本値の表示なども自動で非表示になります。コマ送りをオフにすると、元の表示に戻ります。
同じ通貨ペアの別の時間足とコマ送りが連動
同じMT4の中で、同じ通貨ペアの別の時間足のチャートにもチャート検証くんを入れておくと、コマ送りが連動します。
たとえば、5分足でローソク足を進めると、1時間足のチャートも一緒に進みます。

上位足では、作りかけのローソク足も、今の位置までの値動きで途中まで表示されます。リアルタイムでチャートを見ているときと同じ見え方で確認できます。

Vキーやボタンでコマ送りのオン・オフを切り替え
コマ送りのオンとオフは、キーボードのVキーか、「コマ送り ON」ボタンで切り替えられます。オフにすると、隠れていたローソク足が表示され、普通のチャートに戻ります。

トレード練習太郎・ボリンジャーバンド検証くんと一緒に使う
チャート検証くんは、同じシリーズの「トレード練習太郎」「ボリンジャーバンド検証くん」と一緒に使うこともできます。
- トレード練習太郎:コマ送りの今の位置の価格で、買い・売り・決済の練習ができ、成績を自動で計算します。
- ボリンジャーバンド検証くん:コマ送りの今の位置に合わせて、ボリンジャーバンドを表示します。
トレード練習太郎とボリンジャーバンド検証くんは、チャート検証くんと一緒にチャートに入れて使います。それぞれ別のファイル(RewindTrade.zip・RewindBands.zip)として、同じ無料インジケーター配布ページからダウンロードできます。
チャート検証くんの導入方法
チャート検証くんは、次の手順でMT4に導入できます。
- 下記のダウンロード方法に沿って「RewindChart.zip」をダウンロードし、解凍します。
- MT4のメニューから「ファイル」→「データフォルダを開く」を選びます。
- 開いたフォルダの「MQL4」→「Indicators」に、「MAM_RewindChart.ex4」を入れます。
- MT4を再起動するか、ナビゲーターの「インディケータ」を右クリックして「更新」を押します。
- ナビゲーターの「インディケータ」から「MAM_RewindChart」をチャートにドラッグし、「OK」を押します。
縦線より右側のローソク足が隠れ、左下に「<< 戻る」「進む >>」などのボタンが出れば導入完了です。別の時間足と連動させる場合は、同じ通貨ペアのほかのチャートにも同じように入れてください。
パラメーターの説明
チャート検証くんのパラメーターは、すべて日本語で表示されます。主な項目は次のとおりです。

| 項目 | 初期設定 | 内容 |
|---|---|---|
| 開始日時 | 空欄 | 「2026.09.15 10:00」のように入力すると、その日時から始めます。空欄なら画面中央のローソク足から始めます。 |
| 縦線の色・線種・太さ | Gold・破線・1 | 今の位置を示す縦線の見た目です。 |
| 1本進む/戻るキー | →で進む/←で戻る | 「.」と「,」、「G」と「F」、キーを使わない(ボタンだけ)にも変更できます。 |
| コマ送りのON/OFFを切り替えるキー | V | 英字1文字で好きなキーに変更できます。 |
| 自動再生の間隔 | 500(ミリ秒) | 自動再生でローソク足を1本進める間隔です。 |
| 送った後、縦線が画面の右寄りに来るよう表示位置を直す | true | 縦線が右端から5分の1の位置に来るように、チャートの表示位置を合わせます。 |
| 操作ボタンを出す | true | 戻る・進む・自動再生・ON/OFFのボタンを表示します。 |
| ボタンの位置 | 左下 | 四隅から選べます。隅からの距離も変更できます。 |
| 情報表示 | true | 「コマ送り中 〇〇まで表示」と操作キーの案内を表示します。文字の色・サイズも変更できます。 |
チャート検証くんに関するよくある質問
Q. チャート検証くんは本当に無料ですか?
はい、完全に無料です。メールアドレスをご登録いただくと、無料インジケーター配布ページからダウンロードできます。
Q. MT5やスマホ版のMT4でも使えますか?
現在はWindows版のMT4専用です。MT5、スマホ版・タブレット版のMT4では使えません。
Q. コマ送り中に、最新の価格が見えてしまうことはありますか?
チャート右側の価格目盛りに表示される最新の価格と、データウィンドウに表示される値は、インジケーターで隠すことができません。Bidライン・Askラインや左上の四本値の表示は自動で非表示になりますが、価格目盛りとデータウィンドウは見ないようにしてお使いください。
Q. 別の時間足のチャートが連動しません。
連動するのは、同じMT4の中の、同じ通貨ペアのチャート同士です。連動させたいチャートすべてに、チャート検証くんを入れてください。
Q. 上位足の作りかけのローソク足が表示されません。
作りかけのローソク足は、1分足の履歴から作っています。1分足の履歴が検証したい日時までさかのぼっていない場合は表示できません。1分足のチャートを開いて、過去の履歴を読み込んでからお試しください。
Q. 元のチャートに戻すにはどうすればいいですか?
Vキーか「コマ送り ON」ボタンでコマ送りをオフにすると、普通のチャートに戻ります。インジケーターをチャートから削除した場合も、元の表示に戻ります。
チャート検証くんの無料ダウンロードはこちら
まとめ
今回は、MT4でローソク足を1本ずつコマ送りできる無料インジケーター「チャート検証くん」を紹介しました。
チャート検証くんを使えば、縦線より右側のローソク足を隠したまま、矢印キーやボタン、自動再生でチャートを進められます。同じ通貨ペアの別の時間足と連動し、上位足では作りかけのローソク足も途中まで表示されます。
この先の値動きを見ずに過去のチャートで手法を検証したい方は、ぜひチャート検証くんを活用してみてください。
※本インジケーターは売買の判断を補助するツールです。投資は自己責任で行ってください。利益を保証するものではありません。




