FXの板とは?リアルタイムで注文状況を確認する2つの方法

一般的にFXに“板”という用語はなく、株式取引等で用いられる言葉です。板はある価格帯にどのぐらいの注文が入っているのかを確認することができる一覧表になります。FXにおいても指値注文をすることができますが、通常のFX会社では株式取引の板のように注文状況を確認することは難しいです。

 

しかし、注文状況を確認することができれば、決済やエントリーにその情報を活用することができるため有利に取引できると思いませんか?実は、FXにおいても注文状況を確認できる方法があります。

 

今回は、FXの板の概要や活用することで得られる魅力、具体的に注文状況を確認できる2つの方法をご紹介しますので、興味のある方はぜひ参考にしてください。

 

 

FXの板とは?

FXの板とは、特定の通貨ペアの注文状況を確認できる一覧表のことです。FXには成行注文と指値注文があります。成行注文は今の価格でエントリーすることです。逆に、指値注文はこの価格になったらエントリーする、決済するという注文方法のことになります。

 

例えば、ドル円の現在の価格が140円のときに139.70で指値注文を入れるとします。そうするとドル円の価格が139.70まで下がってきたときにロングエントリーすることになるのです。

 

このように、指値注文をすると価格ごとに注文が入るため、その注文数を確認したい人が“板”と表現したり、“注文状況”と言ったりします。

 

本来FXには板がない

冒頭でも述べたように、本来FXに板という用語はありません。板は株式取引で用いられる言葉になります。

 

株式取引には、下記の画像のように板があり、標準でどのような価格帯にいくらの注文があるのかを見ることが可能です。

 

 

中央に価格、左には売り注文数、右は買い注文数が表示されています。上記の画像を例にすれば、16,335円に7,363の買い注文数があることになるのです。

 

株取引では、板を使わないという投資家は少ないため、現物・信用取引を普段から行っている方なら知っている人も多いのではないでしょうか?そのため、株式取引からFXに移行する方の中には、FXをはじめて板がないことに気づき、不自然さを感じてしまう人も多いです。

 

結論を言えば、板は株式取引で使われる注文状況を確認できるツールであり、FX取引ではあまり使われません。しかし、注文数を確認することでラウンドナンバーの反発を狙えるのかなどを判断する材料になるため、FXでも注文状況を確認したいと考えるトレーダーは少なくありません。

 

FXの注文状況を確認すればトレードで何が有利なのか?

FXで注文状況を確認することができれば、有利にトレードを進められるかもしれません。特にスキャルピングをベースにトレードしていきたい人にとってはメリットが多いです。早速、注文状況を知ることで具体的にどのようなメリットがあるのかを解説します。

 

いくらにどれぐらいの注文が入っているのかがわかる

板を活用することで、注文状況を細かく確認することができます。

 

後述しますが、FXの板を実現できるツールはグラフ上に注文状況を把握することが可能です。そのため、どの価格帯に多くの注文が入っているのか、逆に注文数の少ない価格帯はどのあたりなのかを知ることができます。

 

抵抗の力を知ることができる

注文状況だけを根拠にエントリーすることはおすすめしません。しかし、注文数が多い価格帯をバックにエントリーすれば、損切りになるリスクを減らすことができます

 

例えば、ドル円をロングエントリーしたいとします。140円には多くのロング注文がたまっているため、140.10でエントリーすれば、140円よりも価格が下回る可能性が低いため、140円より安いところに損切りを設定すれば負けのリスクを減らせるというわけです。

 

注文が多い場所はそれが抵抗になるため、情報として知っておくだけでも役に立ちます。

 

ラウンドナンバーエントリーをするかどうかを見極められる

FXで板を使用するときは、ラウンドナンバーエントリーをするときに使われることが多いです。

 

ラウンドナンバーとは、切りの良い価格を意味します。例えば、140. 00円や141. 00円、142. 00円などです。つまり、クロス円の場合、銭の数字が00になる価格がラウンドナンバーになります。

 

ラウンドナンバーは数字の切りが良いため、そこに注文がたまりやすいです。そのため、ラウンドナンバーでエントリーすれば、いったんのリバを狙えます。しかし、ラウンドナンバーだからといって必ず反発するわけではありません。反発するためには、ラウンドナンバーに数多くの注文がたまっていないといけません。

 

板を確認することで、このラウンドナンバーは反発しやすいかどうかを予測することができます。そのため、スキャルピングというトレードスタイルを取っている方にとってためになる情報となるでしょう。

 

エントリー・決済のタイミングとして使える

エントリーや決済を判断する材料として“少し”は使えます。例えば、ラウンドナンバーに注文がたまっているため、そこを抜けるのには時間がかかるから利確するというような感じです。

 

しかし、注文状況だけでエントリーや決済を判断するのはよくありません。注文状況はエントリーや決済根拠のプラスα程度に考えるのが適切です。

 

FXの板はどのように見るのが正しい?

FXの板の見方はそれぞれのツールやインジケーターによって異なります。しかし、どのように見ればいいのかわからない方も多いのではないでしょうか?そこで、OANDAのオーダーブックを参考に解説しいてきます。

 

(参照:OANDA Japan )

 

上記の画像がOANDAのオーダーブックです。注文状況がグラフで表示されており、左側に表示されているのが未約定の売り注文、右側が未約定の買い注文になります。このように、買い・売りどちらの注文が多いのか一目瞭然です。

 

基本的に見るべき部分は以上になります。非常に簡単なのでトレードする際におすすめのツールです。

 

 

FXの注文状況をリアルタイムに知ることができる2つの方法

FXの板を使えるようにするための方法は2つです。

 

OANDAラボのオーダーブックを使う

公式サイト:OANDA Japan

 

1つ目の方法は、OANDAのオーダーブックを使う方法です。OANDAのオーダーブックは無料で使えるリアルタイム注文状況確認ツールになります。口座開設をすればみられるようになるため、すべてのトレーダーにおすすめです。

 

また、OANDAのオーダーブックにはオープンポジションというツールもあります。オープンポジションは、保有中のポジション状況がわかるツールです。

 

 

そのほかにもさまざまなツールがあるので、興味のある方はOANDAの口座開設がおすすめです。

 

 

 

リアルタイムが不要なら外為どっとコムの外為注文情報をチェックする

公式サイト:外為どっとコム

 

リアルタイムで注文状況を確認しなくてもいいという方は、外為どっとコムの外為注文情報・板情報を使いましょう。インターネットからサイトにアクセスするだけで簡単な注文状況を確認することができます。

 

まとめ

今回は、FXの板の概要と注文状況を確認する2つの方法をご紹介しました。FXの板をリアルタイムでチェックしたいという方は、OANDAのオーダーブックがおすすめです。口座開設すればすぐに使用することができるため、メインのFX口座として使用するのもいいでしょう。

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