「サインは出ているのに、チャートに張り付けず、エントリーが手動では間に合わない――」そんな経験はありませんか?
せっかく優秀なサインツールを持っていても、発注が間に合わなければチャンスは過ぎていきます。
このページでは、あなたが今お使いのMT4/MT5サインツールを、プログラミング知識ゼロで自動売買化(EA化)するEA「AutoSign」をご紹介します。
AutoSignはチャートに描かれた矢印そのものを読み取って発注します。サインツール側に手を加える必要はありません。MT4版・MT5版の両方をご用意しています。
AutoSignは何をするEAか

サインツールは、チャートに矢印を出したりアラートで知らせたりしてくれますが、タイミングを教えてくれるだけで、発注まではしてくれません。
AutoSignは、その「合図」を読み取って代わりに注文を出します。
- 矢印が出た瞬間にエントリー ― サインを見てから発注するタイムラグがなくなります
- 決済サインが出たら決済 ― 手仕舞いまで任せられます
- 反対サインでドテン ― 決済サインを持たないサインツールにも対応します
- 24時間の監視が不要 ― 就寝中や仕事中のサインも取りこぼしません
サインツール自体には一切手を加えません。今お使いのインジケーターを、そのまま自動化します。
「自分のサインツールでも使えるのか」への答え
最も気になるのはここだと思います。
AutoSignはサインの描かれ方に応じて6つの検知方式を用意しています。お使いのサインツールがどの方式で描いているかを選ぶだけで対応できます。
| 検知方式 | どんなサインツール向けか | 設定するもの |
| 矢印オブジェクト | チャートに矢印を置くタイプ。最も一般的 | 矢印の番号 |
| バッファ | インジケーター内部のデータで矢印を描くタイプ | バッファ番号 |
| アラート窓 | ポップアップでアラートを出すタイプ | 売買キーワード |
| アラートログ | アラートをログに残すタイプ | 売買キーワード |
| ファイル監視 | テキストファイルに合図を書き出すタイプ | ファイル名 |
| グローバル変数 | グローバル変数で合図を出すタイプ | 変数名 |
詳しくはこちらのマニュアルを参照してください。
AutoSignの設定方法
決済のしかたを3パターンから選べます
サインツールによって決済の考え方は違います。AutoSignは3通りに対応しています。
パターン1 反対サインで決済する
専用の決済サインがなく、「買いサインが出たら売りを閉じて買いに入る」タイプ向けです。多くのサインツールがこれに当たります。
買い決済に売り矢印の番号を、売り決済に買い矢印の番号を入れるだけです。初期設定がこの状態なので、そのまま動きます。
売り矢印が出ると、買いポジションを決済してから売りで入り直します。いわゆるドテンです。
パターン2 専用の決済サインを使う
エントリーとは別に決済用の矢印を描くタイプ向けです。その矢印の番号を入力します。
決済マークが方向を問わず1種類しかないサインツールもあります。その場合は買い決済と売り決済に同じ番号を入れれば、1つの矢印で両方向を決済します。
パターン3 損切り・利確だけで決済する
サインでは決済せず、あらかじめ決めた損切りと利確に任せる使い方です。決済の番号を0にすると決済処理が動かなくなり、ポジションを積み増していく運用もできます。
同じサインで何度も発注しない仕組み
ここは自動化で最も事故が起きやすい部分です。
サインツールの多くは、価格が動くたびに矢印をいったん消して描き直します。これを素朴に拾ってしまうと、同じサインで何度も注文が飛んでしまいます。
AutoSignは二段構えでこれを防いでいます。
- 時間の窓を切る ― 指定した本数より古い足の矢印は無視します
- 足と方向で重複を排除 ― 同じ足・同じ方向では1回しか発注しません
矢印が描き直されても、二重に発注されることはありません。
また、EAをチャートに入れた足のサインは拾わない仕様にしています。何時間も前に出たサインで、今の価格でいきなり約定してしまう事故を防ぐためです。
MT4版・MT5版の両方に対応
AutoSignはMT4版とMT5版をご用意しています。設定項目と考え方は共通なので、どちらか一方を覚えれば両方使えます。
MT5版には構造上の利点があります。チャートに表示中のインジケーターから直接データを読み取れるため、バッファ方式を使う場合でも、画面に見えている矢印と読み取る値が必ず一致します。
設定の流れ
設定は5つのステップで完了します。プログラミングの知識は必要ありません。
- タイプを判別する ― お使いのサインツールが矢印オブジェクト型かバッファ型かを調べます
- 番号を設定する ― 矢印の番号、またはバッファ番号を入力します
- 決済方法を選ぶ ― 前述の3パターンから選びます
- 売買条件を決める ― ロット、損切り、利確、スプレッド上限を設定します
- ログで確認する ― 検出されているかをその場で確認できます
やることは番号を調べて入力するだけです。
設定が正しいかはログですぐ分かります
AutoSignは動作状況をすべてログに出力します。「動いているのか分からない」という状態になりません。
起動すると、読み込んだ設定がそのまま表示されます。
[AutoSign] 矢印オブジェクト監視モード開始 買い=233 売り=234 買い決済=234 売り決済=233
サインを検出すると、どの矢印を拾ったかが記録されます。
[AutoSign] 買いシグナル検出(矢印) コード=233 足=2026.09.09 10:15
決済したときも同様です。
[AutoSign] 買い決済シグナル検出(矢印) コード=234 決済成功 ticket=...
発注を見送った場合も理由が残ります。スプレッドが広がって見送った場合は、その数値まで表示されます。設定のどこでつまずいているかが、ログを見れば特定できます。
主な設定項目
| 項目 | 内容 |
| SignalMode | 検知方式の選択(6種類) |
| 買い/売り矢印のコード | エントリーする矢印の番号 |
| 買い/売り決済矢印のコード | 決済する矢印の番号。0で決済しない |
| バッファ番号 | バッファ方式で使う番号 |
| 有効にする足の範囲 | 何本前までの矢印を拾うか |
| ロット数 | 発注する数量 |
| 損切り/利確 | ポイント指定。0で設定なし |
| 最大スプレッド | これを超える場合はエントリーを見送る |
| ドテン | 反対サインで建て直すかどうか |
| トレーリングストップ | 含み益が乗ったら損切りを前進させる |
| マジックナンバー | 注文の識別番号。他のEAと混ざりません |
導入前に済ませておく設定
MT4/MT5側で許可設定が必要です。
- ツール →「オプション」→「エキスパートアドバイザー」タブを開く
- 「自動売買を許可する」にチェック
- 「DLLの使用を許可する」にチェック
- ツールバーの「自動売買」ボタンを押して緑にする
- EAをチャートに入れる際、プロパティの「全般」タブで「自動売買を許可する」にチェック
うまく動かないときは
つまずきやすい箇所は決まっています。上から順にご確認ください。
- 起動のログが出ない ― 自動売買ボタンがオフになっていないかご確認ください
- サインを検出しない ― 矢印の番号が違う可能性があります。EAを入れた足のサインは拾わない仕様のため、次の足までお待ちください
- 検出はするが注文が出ない ― スプレッド上限で見送られていないか、ログをご確認ください
- 決済されない ― 決済用の番号をご確認ください。AutoSignが出した注文のみが決済対象です
- 同じサインで何度も発注される ― 有効にする足の範囲を広げすぎていないかご確認ください
よくある質問
Q. どんなサインツールでも自動売買化できますか?
矢印またはバッファでサインを描くタイプであれば対応できます。市販・配布されているサインツールの多くはこのどちらかです。独自の描画方法を使うものや、画像でサインを表示するものには対応できません。
Q. サインツールのプログラムを書き換える必要はありますか?
ありません。サインツール側には一切手を加えません。AutoSignがチャートを見て矢印を読み取ります。
Q. 矢印の番号はどうやって調べますか?
多くのサインツールは233(上向き)と234(下向き)を使っているため、初期設定のままで動くことがほとんどです。異なる場合も、チャートのオブジェクト一覧から形を確認し、番号を順に試せば特定できます。設定マニュアルで手順を解説しています。
Q. 決済サインがないサインツールでも使えますか?
使えます。反対サインで決済する設定が初期状態で有効になっているため、買いサインで売りを閉じ、売りサインで買いを閉じます。
Q. MT4版とMT5版の両方が使えますか?
両方をご用意しています。設定項目と考え方は共通です。
Q. 複数のチャートで同時に動かせますか?
動かせます。チャートごとにマジックナンバーを分けてお使いください。注文が混ざることはありません。
Q. 必ず勝てますか?
いいえ。AutoSignは相場を予測するEAではありません。お使いのサインツールが出したサインを、そのまま執行する道具です。成績はサインツールの精度と設定次第です。この点はご理解のうえでご検討ください。
まとめ
AutoSignは、サインツールに「発注する手」を付けるEAです。
- チャートの矢印を直接読むので、サインツール側の対応は不要
- 6つの検知方式で、幅広いサインツールに対応
- 決済のしかたを3パターンから選べる
- リペイントによる二重発注を防ぐ仕組みを内蔵
- MT4版・MT5版の両方をご用意
- 設定はログで確認でき、つまずいた箇所が分かる
サインツールで勝てる手法をお持ちなら、それを執行する部分だけを自動化するという選択肢があります。




