MT4で日本時間を表示したい人は、日本時間を表示してくれるインジケーターをダウンロードする必要があります。MT4は、ロシア発祥でキプロス共和国の都市、リマソールに本社を置くMetaQuotes社が開発した取引プラットフォームです。そのため、標準のMT4では日本時間に対応していません。
MT4を使用する場合、日本時間に対応していないと今何時なのかわからないので、非常に不便です。そこで、今回はMT4で日本時間が表示できるインジケーターをご紹介します。無料で入手可能で、FX口座の開設も不要です。また、ご紹介する方法の中にはデジタル時計も付いてくるものもあるので、ぜひ参考にしてください。
MT4の表示時間と日本時間との時差や計算方法をご紹介
MT4の表示時間はグリニッジ標準時に基づいて夏時間の場合はUTC+2、冬時間の場合はUTF+3に設定されています。そのため、夏時間はー6時間、冬時間はー7時間で計算すると日本時間となります。
【MT4の表示時間と日本時間の時差】
夏時間(3月10日~11月3日):―6時間
冬時間(11月4日~3月9日):―7時間
例えば、現在が夏時間の場合は、MT4の表示時刻から6時間足すと日本時間になります。また、冬時間は、MT4の現在時刻から7時間足すと日本時間です。
しかし、日本時間のインジケーターを入手することでこのような計算をしなくても良くなります。そのため、インジケーターを使用する方は細かく覚える必要はありません。
MT4で日本時間を表示できるおすすめのインジケーター3選
MT4で日本時間を表示できるおすすめのインジケーターは3つあります。具体的にどのような方法をあるのか解説しますので、ぜひ参考にしてください。
デジタル時計付き!Japan_Time_Proを入手する
1つ目の方法は、Japan_Time_Proを入手する方法です。
Japan_Time_Proは、MoreAndMore Infoが提供する日本時間を表示することができるインジケーターです。下記の画像のように、Japan_Time_Proをチャートに適用させるとパッと見ただけで日本時間がわかります。
また、このインジケーターの特徴は、時間軸ごとで日本時間の表示を見やすく変えてくれることです。例えば、下記のように、5分足では時間と分、4時間足では時間、日足では日付というように、各時間軸でもっとも見やすいようにカスタムされています。
【5分足】
【4時間】
【日足】
また、時間と分を表示する際、日付が変わるタイミングは日付が表示される仕様です。
これにより5分足や15分足でも何日の何時なのかを把握することができるので非常に便利です。
さらに、MoreAndMore Infoが提供する日本時間を表示するインジケーターにはデジタル時計が付いてきます。
日本時間が表示されたデジタル時計をチャートの中に表示させてトレードをすることができるため、ローソク足が確定するタイミングなどを簡単に把握することが可能です。
Japan_Time_Proを入手する方法
Japan_Time_Proを入手する方法は、下記のMoreAndMore Infoの公式LINEアカウントに登録するだけです。
挨拶メッセージの中にJapan_Time_Proのダウンロードリンクが表示されているため、それをクリックすることで入手することができます。挨拶メッセージの中には、Japan_Time_Proだけでなく、デジタル時計や3本線表示が可能なMACD、RCIなどのダウンロードリンクも含まれるため、MoreAndMore Infoの公式LINEに登録するだけでMT4が便利になるさまざまなインジケーターを入手することができます。ぜひこの機会にお試しください。
FXTFのJapanTimeを使用する
2つ目は、FXTFのJapanTimeインジケーターを使用する方法です。
ゴールドウェイ・ジャパン(FXTF)では、MT4で日本時間を表示するインジケーターを無償で配布しており、口座開設をした人すべてが利用できます。そのため、FXTFを口座開設してMT4のトレード環境を整える方法もひとつ手です。
FXTFのJapanTimeを入手する方法
FXTFのJapanTimeを入手するためには、まず下記のリンクから口座開設をする必要があります。
口座開設が完了したら、FXTFのMT4取引システムをダウンロードします。
その後に、FXTFからダウンロードしたMT4を立ち上げます。左側のナビゲーターウィンドウの中からFXTF_Japan_Timeを見つけて、チャートにドラッグアンドドロップすれば完了です。
JPN_Time_SubZeroをダウンロードする
3つ目は、JPN_Time_SubZeroを使用する方法です。
JPN_Time_SubZeroは下記のリンクから入手することができます。
ダウンロードすることができたら、MT4を立ち上げて、メニューから『ファイル』→『データフォルダーを開く』をクリックします。
データフォルダーを開くことができたら、『MQL4』→『Indicators』の順にクリックします。下記のように、Indicatorsフォルダーの中にJPN_Time_SubZeroをドラッグアンドドロップしてファイルを入れます。
次に、MT4のナビゲーターウィンドウを更新し、JPN_Time_SubZeroをチャートにドラッグアンドドロップすれば完了です。下記は実際にJPN_Time_SubZeroを適用させたチャートです。
ちなみに、JPN_Time_SubZeroをカスタマイズするためには直接ソースコードを編集する必要があります。また、パラメーターを変更することで最低限の調整を行うことが可能です。おすすめのパラメーターは下記になりますので、使いやすい設定で試してみたいという方は、ぜひ参考にしてください。
スマホ版MT4で日本時間を表示するためには?
スマホ版のMT4では、日本時間を表示することができません。そのため、MT4アプリを使用するという方は、日本時間をご自身で計算する必要があります。
しかし、スマホで便利なトレード環境を整えたいという方は、MT4アプリに加えてTradingViewをダウンロードするのがおすすめです。ダウンロードリンクは下記の通りです。
TradingViewはスマホアプリでも提供されているクラウドの取引プラットフォームです。標準の機能で日本時間などが表示されているため、非常に便利です。MT4アプリでエントリーを行い、TradingViewアプリで分析を行えば、スマホでも便利なトレード環境を構築できるため、ぜひお試しください。
まとめ
今回は、MT4で日本時間を表示する方法を詳しく解説しました。今回ご紹介した方法の中には、高機能な日本時間を表示するインジケーターをFX口座登録なしで無料で入手することができるものもピックアップしましたので、素早くMT4の便利な環境を整えたいという方は、今回ご紹介した方法をぜひお試しください。MoreAndMore Infoの公式LINEに登録すると、日本時間を表示するインジケーターだけでなく、さまざまな便利なインジケーターを無料で入手することができます。公式LINEに登録するだけでMT4のトレードに必要な環境を一気に整えることができるので、『ちょっとMT4使いづらいな』と思われている方は、ぜひ試してみてください。