こんにちは、Toshiです。本日は、私の2024年12月18日のFOMCのトレードを解説したいと思います。具体的にどこでエントリーしたのか、何を根拠にエントリーしたのか、利確と損切り位置も詳しく解説していきますので、経済指標トレードの手法を知りたい方は、ぜひ最後までご視聴ください。
こちらのブログの内容は、YouTubeでも詳しく解説しています。動画でわかりやすく内容を知りたいという方は、下記からぜひご視聴ください。
エントリーポイント
早速、FOMCのトレード解説に移りますが、まず下記のドル円の15分足チャートを見て欲しいんですけど、自分は赤の切り下げラインを抜けた赤い四角で囲った陽線でエントリーしました。ちょうどニューヨーク時間開始前になります。
MoreAndMore Infoの平均足スムーズドをお持ちの方は、下記の画像のように平均足の逆髭でエントリーすることも可能です。
このように、うまく使うことでトレンドに早い段階から乗ることができます。
この赤の切り下げラインは後付けではなく、12月17日の11時頃から引けた線で、自分はこの時点からこの赤い切り下げラインを引いていて抜けるのを待っていました。
しかし、抜けなかったので、ドル円は2日間ノートレードとなっていました。
エントリー根拠
次に今回のFOMCトレードのエントリー根拠になりますが、ドル円の4時間足で目標が155.84付近となっていたこと、通貨強弱的にドルが買われそうだったこと、15分足で赤の切り下げラインを抜けたことの3点です。それぞれの根拠についてひとつひとつ解説していきたいと思います。
ドル円の4時間足で目標が155.84付近となっていたこと
まず、ドル円の4時間足で目標が155.84付近となっていたことについてですが、ブログのドル円の相場分析でも何回も言った話になりますが、
下記のドル円の4時間足チャートを見て欲しいですけど、153.86を月曜日に抜けてしまっています。
このように4時間足のドル円は下降1波を形成していますが、戻りすぎと判断できるため、どうしても下がりづらくなってしまいます。
これは少し感覚的な話になるんですけど、そうなると目標は4時間足レベルで直近高値付近となるケースが多いです。
Toshiの手法PDFをお持ちの方は、10ページを参照してください。エントリータイミングの計り方を解説していますので、『具体的にどこでエントリーすればいいのかわからない』、『もっとエントリーポイントを知りたい』という方は、参考になると思います。
【入手方法の詳細】
・https://moreandmore.jp/fx/toshi-fx-method
指標だからその流れが大きく変わるのではないかと思われる方もいますが、経済指標時であっても特に4時間足ではテクニカル分析通りに動くことが多く、分析を完全に無視して仮想通貨のように動くということはFXではありません。もちろん、まったくないわけではありませんが、それならエントリー根拠すら見つからないと思うので、そもそもエントリーをしないと思います。
あと、FX会社が出している予想でエントリーするのは絶対におすすめしません。その理由は、予想が良く、結果がさらに良かったとしてもチャート通りに動くからです。経済指標はあくまでもボラティリティが発生しやすい時間帯と捉えてトレードをするのがいいのではないかと思います。
通貨強弱的にドルが買われそうだったこと
次に、2つ目の根拠である通貨強弱的にドルが買われそうだったことについて解説していきます。
まず前置きとして、自分は通貨強弱をトレードの中でもっとも大事にしていて、どれだけ波形の形が良くても通貨強弱が悪ければ、自分はエントリーしません。
はじめて通貨強弱という言葉を聞いた方もいるかもしれませんが、かなり簡単に説明すれば、ドル円が逆三尊を作っていて上を向いているときにポンドルが三尊を形成していて下方向を向いている場合、ドルが買われやすい傾向にあると判断できます。このようにドルが買われそう、円が売られそうということをチャート分析で判断するのが通貨強弱です。
そして、今回も通貨強弱がマッチしていたため、それが強い根拠となりました。
まず、先ほども説明しましたが、ドル円は4時間足で目標が155.84付近となっていたので、ドル円は上目線と判断できますが、下記のGBPUSD(ポンドドル)の4時間足チャートを確認すると三尊を形成しています。
その後、押し目を付けてこのチャートの形と下記の画像の赤い四角の枠のプライスアクションでFOMCということになります。
自分は経済指標はエリオット波動通りに動くと思っており、波がカウントできるとチャンスと思ってしまいます。今回は下降トレンドなので、落ちる場合は一瞬で落ちるため、これはドルが買われるとすぐに判断することができました。
また、下記の画像はゴールドの4時間足チャートです。このようにダブルトップを形成して、赤の切り下げラインを抜けて反発している状態です。
経済指標トレードでは、ネックラインを抜けて反発しているところで経済指標が発表される場合、それに順張りエントリーのため、ショートエントリーができるということになります。もちろん、自分はこれからゴールドアノマリーを狙っていきたいため、ゴールドはショートしておりません。
また、自分はこれを猫の耳の形であることからねこちゃんとと覚えていますが、
これが出ると大抵猫の耳を作ったそれを起点となる直近安値まで最低でも下がるため、FOMCはドル買いということになります。
そのほかにシルバーなどドル買いを表す通貨ペアが非常に多かったので、ここ最近の相場の中でもっとも通貨強弱が合った日だったかなと思います。
15分足で赤の切り下げラインを抜けたこと
3つ目は、15分足で赤の切り下げラインを抜けたことです。
この部分は個人的にはあまり重要ではなく、エントリータイミングを測るために使っています。
これでエントリー根拠の説明は以上です。
利確と損切り位置
次に、今回の利確と損切り位置に関してですが、利確は下記の画像の直近高値の赤のライン、損切りは青のラインとなります。
損切りはもう少し上に置いてもいいんですけど、経済指標トレードになるため、自分が置いた損切りラインでも浅いほうかなと思います。基本的に損切りになったらお金がなくなってしまうため、損切りは絶対に来ない位置、もしくは自分の根拠が大きく崩れるところに置くのがおすすめです。
ドル円の相場分析
やはり、ドル円は155.83が大きな目標と自分は見ています。念のため、自分のチャートを表示させておきます。
できるだけ自分で分析してトレードをするようにしてください。また、現在は短期足でトレンドフォローするやり方が個人的にはおすすめです。