MT5で前日の高値・安値や先週の高値・安値を確認するとき、日足や週足のチャートに切り替えて価格を調べ、元のチャートに水平線を引いていませんか?
この作業は日が変わるたび、週が変わるたびに必要になり、見たい期間が増えるほど手間も増えます。
そこで、MT5のチャートに前日・先週・先月・前年の四本値のラインを自動で引くインジケーター「四本値ライン」のMT5版を用意しました。こちらのインジケーターは完全に無料で提供しております。
この記事のポイント
- 四本値ラインは、MT5のチャートに前日・先週・先月・前年の始値・高値・安値・終値の水平線を自動で引く無料インジケーターです。
- ラインの右端には「DH」(前日の高値)、「WL」(先週の安値)のように、どの期間の何の値かを表すラベルが出ます。
- 表示する期間と四本値は1つずつ選べるので、必要なラインだけに絞れます。
- Lキーで、右端だけの短いラインに切り替えられます。
- メールアドレスを登録すると、配布ページから無料でダウンロードできます。
| 名称 | 四本値ライン(ファイル名:MAM_OHLCLines.ex5) |
|---|---|
| 対応プラットフォーム | MT5(MetaTrader 5)Windows版 |
| 料金 | 完全無料 |
| 対応銘柄・時間足 | すべての通貨ペア・すべての時間足(2分足・2時間足などMT5だけの時間足を含む) |
| 表示できるライン | 前日・先週・先月・前年 × 始値・高値・安値・終値(最大16本) |
| 開発者 | Toshi(MoreAndMore Info) |
MT5版四本値ラインでできること
四本値ラインは、日足・週足・月足のデータから前の期間の四本値を読み取り、MT5のチャートに水平線として表示するインジケーターです。
チャートに入れると、前日・先週・先月・前年の始値・高値・安値・終値にラインが引かれ、右端に「DH」「WL」などのラベルが表示されます。

上位足のチャートに切り替えて高値や安値を調べる必要はありません。日・週・月・年が変わると、新しい四本値のラインに自動で置き換わります。
四本値とは
四本値は、ある期間の始値(はじめね)・高値(たかね)・安値(やすね)・終値(おわりね)の4つの価格です。1本のローソク足も、この4つの価格からできています。
中でも前日の高値・安値や先週の高値・安値は、多くのトレーダーが注目しやすい価格です。ブレイクや反発の目安として、その付近の値動きが意識されることがあります。
ただし、四本値のラインで必ず止まったり反発したりするわけではありません。四本値ラインは、売買の判断を補助するツールとしてお使いください。
四本値ラインの主な機能
① 4期間の四本値を表示
前日・先週・先月・前年の始値・高値・安値・終値にラインを引きます。
② 2文字のラベル
「DH」「WL」のように、期間と値を2文字で示します。
③ 期間ごとの色分け
前日・先週・先月・前年で色を変え、高値・安値は点線にしています。
④ 表示するラインを選べる
期間と四本値を1つずつオン・オフできます。
⑤ Lキーで短いラインに
ラインを右端だけに寄せて、ローソク足を見やすくします。
⑥ ボタン・Oキーで切り替え
左下の「四本値 ON」ボタンかOキーで表示を切り替えます。
右端のラベルでどの値かがわかる
各ラインの右端には、2文字のラベルが表示されます。

- 1文字目(期間):D=前日、W=先週、M=先月、Y=前年
- 2文字目(四本値):O=始値、H=高値、L=安値、C=終値
たとえば「DH」は前日の高値、「WL」は先週の安値、「MO」は先月の始値です。1文字目の頭文字はパラメーターで変更できます。ラベルの横に価格を出すこともできます。
期間ごとに色を分けて表示
初期設定のラインの色は、前日がオレンジ、先週が水色、先月が紫、前年が緑です。高値と安値は点線、始値と終値は実線なので、色と線の種類でラインを見分けられます。

初期設定では、ラインはその期間が始まった位置から右端まで引かれます。前日のラインは前日の始まりから、先週のラインは先週の始まりから表示されます。
表示する期間と四本値を選べる
パラメーターでは、表示する期間(前日・先週・先月・前年)と、表示する四本値(始値・高値・安値・終値)をそれぞれtrue/falseで選べます。
たとえば、期間を前日と先週だけ、四本値を高値と安値だけにすると、DH・DL・WH・WLの4本に絞れます。ラインが多すぎて見づらいときに便利です。
Lキーで右端だけの短いラインに切り替え
キーボードのLキーを押すと、ラインが右端だけの短い表示に切り替わります。もう一度Lキーを押すと、期間の始まりから引く長いラインに戻ります。

短いラインの長さは、初期設定でローソク足20本分です。ラインがローソク足と重ならないので、値動きを見ながら四本値の位置だけを確認できます。

ボタンかOキーで表示と非表示を切り替え
チャート左下の「四本値 ON」ボタンをクリックすると、すべてのラインが消えます。もう一度クリックすると元に戻ります。キーボードのOキーでも同じ操作ができます。
MT5への四本値ラインの導入方法
四本値ラインは、次の手順でMT5に導入できます。
- 下記のダウンロード方法に沿ってzipファイルをダウンロードし、解凍します。
- MT5のメニューから「ファイル」→「データフォルダを開く」を選びます。
- 開いたフォルダの「MQL5」→「Indicators」に、「MAM_OHLCLines.ex5」を入れます。
- MT5のナビゲーターで「指標」を右クリックし、「更新」を押します(MT5を再起動しても読み込まれます)。
- ナビゲーターの「指標」から「MAM_OHLCLines」をチャートにドラッグし、「OK」を押します。
チャートに四本値のラインが表示され、左下に「四本値 ON」ボタンが出れば導入完了です。
パラメーターの説明
パラメーターはすべて日本語で表示されます。主な項目は次のとおりです。
| 項目 | 初期設定 | 内容 |
|---|---|---|
| ID | 1 | 同じチャートに四本値ラインを2つ以上入れるときは、それぞれ別の値にします。 |
| ラインをローソク足の背面に表示 | true | ラインをローソク足の後ろ側に表示します。 |
| 前日・先週・先月・前年を表示 | すべてtrue | 表示する期間を選びます。 |
| 始値・高値・安値・終値を表示 | すべてtrue | 表示する四本値を選びます。 |
| 前日・先週・先月・前年の色 | Orange・DeepSkyBlue・MediumOrchid・LimeGreen | 期間ごとのラインの色です。 |
| 始値・高値・安値・終値の線種と太さ | 実線・点線・点線・実線(太さはすべて1) | 四本値ごとの線の見た目です。 |
| ラインの長さ(起動時) | 期間の開始から右端まで | 右端寄せの短いラインで始めることもできます。 |
| 右端寄せの時の長さ | 20 | 短いラインの長さ(ローソク足の本数)です。 |
| 長さを切り替えるキー | L | 英字1文字で好きなキーに変えられます。 |
| 右端にラベルを表示/ラベルに価格も表示 | true/false | 「DH」などのラベルと、その横の価格を出すかどうかです。 |
| 前日・先週・先月・前年ラベルの頭文字 | D・W・M・Y | ラベルの1文字目を変更できます。 |
| ラベルの文字サイズ | 8 | ラベルの文字の大きさです。 |
| 表示/非表示ボタンを出す | true | falseにするとボタンを出さず、キーだけで切り替えます。 |
| ボタンの位置・横位置・縦位置 | 左下・180・10 | ボタンを置く隅と、隅からの距離(px)です。 |
| 表示/非表示を切り替えるキー | O | 英字1文字で好きなキーに変えられます。 |
四本値ライン(MT5版)に関するよくある質問
Q. 四本値ラインは本当に無料ですか?
はい、完全に無料です。メールアドレスをご登録いただくと、無料インジケーター配布ページからダウンロードできます。
Q. MT4版もありますか?
あります。MT4をお使いの方は、MT4版の四本値ラインの記事をご覧ください。MT4版とMT5版はファイルが別なので、お使いのプラットフォームに合わせて入れてください。
Q. 「前日」の区切りは何時ですか?
ご利用のFX会社のMT5のサーバー時間で、日足の1本分が「1日」です。たとえばXMTradingのMT5では、日本時間の朝6時(夏時間)または朝7時(冬時間)に日付が変わります。
Q. 前年の四本値は何から計算していますか?
前の年の月足から計算しています。始値はその年の最初の月の始値、終値は最後の月の終値、高値と安値はその年の月足の最高値と最安値です。
Q. 先月や前年のラインが見当たりません。
先月や前年の高値・安値は今の価格から離れていることが多く、短い時間足では表示範囲の外にある場合があります。4時間足や日足など、長めの時間足でご確認ください。
Q. ラインが表示されません。
チャート左下のボタンが「四本値 OFF」になっていないか確認してください。OFFのときは、ボタンをクリックするかOキーを押すと表示されます。
四本値ライン(MT5版)の無料ダウンロードはこちら
まとめ
MT5のチャートに前日・先週・先月・前年の四本値のラインを自動で引く無料インジケーター「四本値ライン」のMT5版を紹介しました。
四本値ラインを入れておけば、前日や先週の高値・安値などが自動で表示され、右端のラベルでどの期間の何の値かもすぐにわかります。表示するラインを絞ったり、Lキーで短いラインに切り替えたりもできます。
MT5で前日や先週の高値・安値を毎回調べる手間を減らしたい方は、ぜひ四本値ラインをお試しください。
※本インジケーターは売買の判断を補助するツールです。投資は自己責任で行ってください。利益を保証するものではありません。



