Expansion Setupは、ボラティリティが急激に拡大する相場局面を自動で検出し、高値安値のブレイク構造を分かりやすく可視化してくれるTradingView用インジケーターです。
このインジケーターが注目するのは、いわゆるエクスパンションムーブやブロードニングフォーメーションと呼ばれる相場状況です。
具体的には、直近の安値を更新した直後に高値を更新する、または高値を更新した直後に安値を更新するような、値動きが一気に拡大する局面を検出します。
裁量トレードでは見逃しやすい急変動の構造を自動で認識し、エントリー判断に必要な水準まで表示してくれる点が、このインジケーターの大きな特徴です。
Expansion Setupの使い方
Expansion Setupでは、まず高値安値の更新パターンからエクスパンション相場を判定します。新しい安値が形成された直後に新しい高値が出現するパターン、または新しい高値が形成された直後に新しい安値が出現するパターンが検出対象となります。
このような構造が確認されると、インジケーターはエントリーに使える2つの重要なラインを自動で描画します。
1つ目は、直前にブレイクされた構造ポイントを示すブレーカーレベルです。この水準は、ブレイク後の戻りで反発しやすく、比較的安全なリテストエントリーの候補になります。
2つ目は、エクスパンションムーブ全体の50%戻しとなる水準です。この価格帯は均衡点やディスカウントゾーンとして機能しやすく、押し目や戻り売りを狙う際の判断材料になります。
相場が一方向に荒れやすい局面でも、どこからエントリーを検討すべきかを視覚的に示してくれるため、感情的なエントリーを抑える助けになります。
Expansion Setupのパラメーター設定
Expansion Setupでは、高値安値を判定するための構造認識パラメーターを調整できます。設定値を大きくするとノイズが減り、より大きなスイングを基準としたシグナルが表示されます。
一方で設定値を小さくすると、シグナルの発生頻度が増え、短期足でもエクスパンション構造を捉えやすくなります。使用する時間足に応じてパラメーターを調整することで、無駄なシグナルを減らしつつ、狙った相場環境だけを抽出することが可能です。
このインジケーターは天井や底をピンポイントで当てるためのものではなく、次に大きな値動きが起こりやすい構造を把握するためのツールです。
そのため、シグナルが出た後はすぐに飛び乗るのではなく、ブレーカーレベルや50%戻し付近での値動きを確認しながら判断することが重要です。




