Point of Controlは、一定期間の中でもっとも出来高が集中した価格帯を自動で特定してくれTradingView用インジケーターです。この価格帯はPoint of Control(PoC)と呼ばれ、市場参加者の多くが取引を行った「意識されやすい価格」と考えることができます。
Point of Controlをチャートに表示することで、直近相場におけるフェアバリューや、価格が反応しやすい水準を視覚的に把握できるようになります。BigBelugaが公開しているこのインジケーターは、シンプルながらも出来高に基づいた分析が可能で、トレンド相場・レンジ相場のどちらでも活用しやすいのが特徴です。
Point of Controlの使い方
Point of Controlの基本的な使い方は、「どこに出来高が集中しているか」を基準に相場を判断することです。PoCは、選択した期間内でもっとも取引量が多かった価格を示すため、価格がその水準付近で止まりやすかったり、反発やもみ合いが起きやすくなります。価格がPoC付近で推移している場合、市場はバランス状態にあり、買いと売りの力が拮抗していると考えられます。
一方で、価格がPoCチャネルから明確に上や下へ離れていく場合は、出来高の集中帯から外れた動きとなり、トレンドが発生しやすい局面と判断できます。PoCが時間とともに上下に移動していく様子を見ることで、市場のフェアバリューがどの方向へ移行しているのかを把握することも可能です。
また、ローソク足の色がPoCチャネル内か外かで変化するため、現在の相場が均衡状態なのか、トレンドに傾いているのかを直感的に判断できます。出来高プロファイル系のインジケーターと併用することで、より精度の高い出来高分析にもつなげることができます。
Point of Controlのパラメーター設定

Point of Controlでは、PoCを計算するための参照期間を自由に設定できます。
Lookback Rangeを調整することで、短期的な出来高集中帯を見ることも、長期的なフェアバリューゾーンを見ることも可能です。価格帯は25分割されたビンに分けられ、それぞれの価格帯ごとに出来高が集計されるため、もっとも出来高が多い水準が正確にPoCとして表示されます。
PoCチャネルを有効にすると、PoCの上下に許容範囲となるバンドが表示され、価格がその範囲内にあるかどうかを確認できます。
ローソク足の色分け設定により、PoCチャネル内ではニュートラル、上では強気、下では弱気といった相場状況を一目で把握できます。
また、PoCは一定本数ごとに自動更新される仕組みになっており、チャートの負荷を抑えつつ、常に最新の出来高情報を反映してくれます。




