Moving Average Convergence-Divergence(MACD)とは、トレンドの方向性と勢いの変化を同時に把握できる、テクニカル分析で非常に有名なオシレーター系インジケーターです。
短期と長期の指数移動平均線の差を利用することで、相場の加速や減速、そして売買タイミングを視覚的に判断しやすく設計されています。
チャート下部に表示されるMACDライン、シグナルライン、ヒストグラムを組み合わせて見ることで、現在の相場が上昇トレンドなのか下落トレンドなのか、また転換点が近いのかを直感的に把握できる点が特徴です。
Moving Average Convergence-Divergenceをチャートに追加する
Moving Average Convergence-Divergence (MACD) の使い方
MACDの基本的な使い方は、MACDラインとシグナルラインの位置関係、そしてゼロラインとの関係を見ることです。
MACDラインがシグナルラインを下から上に抜けるタイミングは、上昇モメンタムが強まったサインとして買いの判断材料になります。逆に、MACDラインがシグナルラインを上から下に抜ける場合は、下落モメンタムへの転換を示し、売りの判断に使われます。
また、MACDがゼロラインより上にある場合は上昇トレンド、下にある場合は下落トレンドと判断することで、相場全体の方向性を把握できます。ヒストグラムはMACDとシグナルラインの差を表しており、バーが拡大しているときは勢いが増している状態、縮小しているときは勢いが弱まっている状態を示します。
これらを組み合わせることで、トレンドフォローだけでなく、トレンド転換の初動を捉える補助としても活用できます。
Moving Average Convergence-Divergence (MACD) のパラメーター設定

MACDの代表的なパラメーターは、短期EMA、長期EMA、シグナルラインの期間です。
一般的には短期が12、長期が26、シグナルが9に設定されることが多く、多くのトレーダーがこのデフォルト設定を基準にしています。短期EMAの期間を短くすると、より敏感に反応するMACDになり、スキャルピングや短期売買向きの設定になります。
一方で、長期EMAを長くするとノイズが減り、スイングトレードや中長期トレードに適した落ち着いたシグナルになります。
シグナルラインの期間を調整することで、クロスの頻度を増減させることも可能です。取引スタイルや時間足に応じてパラメーターを調整することで、自分に合ったMACDとして活用できるのが、このインジケーターの大きな魅力です。




