FXを学び始めたばかりの方や、トレード経験がある方でも「なかなかエントリーができない…」と悩んでいる人は少なくありません。
エントリー根拠が揃わなかったり、ボラティリティに怖気づいたり、過去の失敗がフラッシュバックすることもあるでしょう。
本記事では、「エントリーできない理由」と「今すぐ実践できる5つの具体的な対策」をわかりやすく解説します。初心者の方でも実践しやすい内容なので、ぜひ最後までご覧ください。
FXでエントリーができない5つの理由

FXトレードにおいて「なかなかエントリーできない」という悩みは、初心者だけでなく中級者にも共通する壁です。チャートを見ていても、いざエントリーのタイミングになると手が止まってしまうなど、このような経験をするトレーダーも多いのです。
この問題にはいくつかの明確な原因があります。ここでは、「なぜエントリーできないのか?」という心理的・技術的な背景を5つの視点から解説し、対策についても紹介します。
エントリー根拠が不十分だから
FXでエントリーができない最も多い理由の一つが、「エントリー根拠が不十分」であることです。このようなケースでは、当然エントリー根拠が揃わないのでエントリーできないという状態になります。
多くの初心者は、何となくチャートの形や直感だけで「今がチャンスかも」と感じてしまいがちです。しかし、移動平均線やサポレジライン、トレンドの方向性など、複数の要素がしっかり揃っていなければ、エントリーには踏み切れません。
また、ルールが曖昧なままだと「これは根拠として十分なのか?」という判断ができず、自信のなさから見送りが続いてしまいます。結果として、せっかくの好機を逃すことにもなりかねません。
この問題を解消するためには、あらかじめ「どの条件が揃えばエントリーするのか」というルールを決め、それをもとに検証・改善していく姿勢が必要です。
ボラティリティが激しく恐怖を感じてしまうから
相場が急変動しているとき、多くのトレーダーが「怖くてエントリーできない」と感じます。これは特に初心者に多い傾向ですが、実は上級者でも同じような悩みを持つ人も少なくありません。
- 経済指標時などはボラティリティが激しくエントリーをためらう。
- ボラティリティが激しいと値幅も広くなり、恐怖を感じてエントリーできなくなる。
指標発表直後などの相場は、ローソク足1本で数十pips動くこともあり、ストップロスの設定すら難しくなる局面があります。さらに、いつスプレッドが拡大するかわからない不安もあるため、感情的に手が止まるのはごく自然な反応です。
重要なのは「恐怖を感じる=準備不足のサイン」と認識することです。ボラティリティが高い局面で無理にエントリーする必要はなく、事前に「指標発表時は見送る」などのルールを決めておくことで、精神的な負担を減らしつつ、リスクもコントロールできます。
過去の失敗が蘇る
FXで一度大きな損失を経験すると、それが心のブレーキとなってしまうケースは少なくありません。「また同じように負けるかもしれない」という思考にとらわれ、エントリーチャンスを目前にしても、手が出せなくなるのです。
FXは勝率の世界であるため、すべてのトレードで勝つことはできません。しかし、負けたトレードは頭の中で覚えているので、それと同じエントリー状況に遭遇すると過去の失敗が蘇り、悪い方向ばかりを考えてしまいます。
このような心理的ブロックは、「損失=悪」という一面的な思い込みが原因です。実際には、しっかりとしたルールに基づいたトレードであれば、たとえ損失が出ても「正しい負け」であり、次の勝ちにつながる大切な経験です。
トレードノートや検証記録を活用して、「なぜそのとき負けたのか」「エントリーは正しかったのか」と客観的に振り返ることが、過去の失敗に対する過度な恐怖を取り除く一歩になるでしょう。
エントリーポイントがわからない
多くのFX初心者が抱える悩みの一つが、「具体的にどこでエントリーすればいいのかがわからない」ということです。この問題が生じるのは、次のような状況によるものです。
・そもそもエントリーすべき場所がどこなのか
・どこでエントリーすれば勝率の高いトレードができるのか
がわからないため、エントリーできないという当然の現象が起きることになります。
また、エントリーポイントが少ないという方の中には、毎日できないから「エントリーできない」と感じる人もいます。ただし、エントリーが少ないということは別に悪いことではなく、勝率を高めるためには自然なことなので、そんなに悩む必要はありません。チャンスが来るまで待てば自然とエントリーポイントが来るので、焦らずに待つということが重要です。
エントリーポイントが見つからないと感じたとき、焦って無理にポジションを探すのは逆効果です。まずは市場が「エントリーに適した状況」になるまで待ち、準備を整えることが重要です。例えば、トレンドの発生・押し目・戻り目を分析するなど、明確な根拠が揃ったときにエントリーできる環境を整えておくことで、質の高いトレードにつなげることができます。
焦りを抑え、待つ姿勢を持つことで、エントリーポイントが少ないという事実をネガティブに捉えるのではなく、高勝率のトレードに向けた定められた機会と捉えるようにしましょう。

エントリータイミングを逃してエントリーできない
「日中は仕事をしていて、夜になってからチャートを見る」といったトレードスタイルの人は多いですが、その間に絶好のエントリーポイントが過ぎてしまっているケースも珍しくありません。特に短期足でトレードしている場合は、ほんの数分で相場が大きく動くこともあるため、対応が遅れると「気づいたときにはもう遅い」ということになりがちです。
このようなタイミングの問題を解決するには、事前準備がカギになります。
例えば、アラート機能を設定しておくことで、条件を満たしたタイミングを逃さず通知を受け取ることができます。
また、事前に「この価格帯に来たらエントリー準備をする」と決めておくことで、仕事中でもシナリオ通りに行動しやすくなります。
さらに、インジケーターやサインツールの導入も有効な選択肢です。インジケーターの中にはある条件が揃ったらアラートで知らせてくれるものもありますし、サインツールはエントリータイミングを矢印で知らせてくれるなど、高機能なツールが世の中にはたくさんあります。
「時間がない」ことを言い訳にせず、どうすればチャンスを逃さずに済むかを考えることで、少ない時間でも収益を狙えるトレード環境を構築できます。
怖くてエントリーできないならこの3つの対策を抑える

「エントリーするのが怖い」「負けたらどうしよう」そんな不安を感じて手が止まってしまうことは、FX初心者だけでなく、ある程度経験を積んだトレーダーにもある悩みです。
しかし、この「怖さ」を放置したままでは、いつまでもトレードに踏み出せません。そこで、FXへの恐怖心を和らげ、エントリーできるようになるための3つの実践的な対策を紹介します。
自分のトレードルールを確立する
FXで「怖くてエントリーできない」と感じる根本的な原因の一つは、自分の中に明確なトレードルールが存在していないことです。トレードルールがしっかりと定まっていないと、「なんとなく良さそう」という曖昧な判断でエントリーの是非を迷ってしまい、その結果、不安に押しつぶされてしまうのです。
そこでまず重要なのは、「こうなったらエントリーする」という明確な基準を自分の中で定めることです。ルールがあれば、チャートを見て迷うことなく判断ができるようになるため、心理的な恐怖感も自然と薄れていきます。
ただし、初心者にとっては、いきなりゼロからトレードルールを作るのは難易度が高いのも事実です。経験も少なく、勝ちパターンの引き出しも少ないため、自分だけでルールを構築しようとすると、かえって迷いが深まるケースも少なくありません。
そのため、最初のステップとしては、実績のあるトレーダーの手法を真似することから始めるのがおすすめです。例えば、ToshiのFX極秘手法には、再現性の高い10種類以上のエントリーパターンが収録されており、初心者でもすぐに実践できる内容となっています。このような完成された手法をベースにトレードを繰り返していくうちに、自分なりの判断基準やアレンジが自然と身についていき、やがては自分独自のトレードルールを確立できるようになります。
明確なトレードルールがあるかどうかは、FXの成績だけでなく、エントリーへの心理的ハードルを下げるためにも非常に重要な要素です。もし今「怖くてエントリーできない」と感じているなら、まずは他者の手法を参考にしながら、自分の中の基準を固めるところから始めてみましょう。

デモ口座で練習をする
FX初心者やエントリーに恐怖心を感じている方に最もおすすめなのが、まずはデモ口座での練習から始めることです。
リアル口座では、自分のお金が実際に増減するため、どうしても緊張感や恐怖心が強くなってしまいます。特に資金管理にまだ慣れていない段階では、「損したくない」という気持ちが強くなりすぎて、チャンスが来ても指を動かせないという状況になりがちです。
その点、デモ口座であれば自分のお金が減るリスクは一切ありません。完全なシミュレーション環境でトレードができるため、精神的なプレッシャーを感じずに練習に集中できます。
また、デモ口座でのトレードを繰り返すことで、「この場面では自信を持ってエントリーできる」という判断基準も身につくようになります。最初のうちは練習感覚で問題ありません。重要なのは、「自分はちゃんと勝てる」と思えるようになるまで、経験を積むことです。
しかし、単なるデモ口座では相場が休日には動いておらず、練習したくてもできないケースが多いです。
この場合でも「MT4裁量トレード練習君プレミアム2」なら、いつでもシミュレーションできます。ランキングもNo.1なので、効率よく練習したい方はチェックしてみてください。
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低ロットでトレードをする
「いきなりリアル口座でやりたい」「デモでは緊張感がないから意味がない」と感じる方もいるかもしれません。そんなときは、低ロットからトレードを始めるのがおすすめです。
FXではロット数が大きくなるほど、1回の損失や利益も大きくなります。その分、精神的なプレッシャーも比例して大きくなるため、どうしてもエントリー前に不安や恐怖を感じやすくなります。
例えば、最初から1万通貨(0.1ロット)で取引してしまうと、1pipsの動きで100円の損益が発生しますが、1000通貨(0.01ロット)であればわずか10円程度。金額が小さい分、「失っても許容できる」と自分に言い聞かせることができ、心理的なハードルがぐっと下がります。
このように、少額でも実際の相場で経験を積むことで、徐々に自分のトレードに対する自信もついていきます。「怖い」という感情を克服するには、まずはリスクを最小限に抑えた状態でトレードに慣れることが重要です。
エントリータイミングを逃してエントリーできないときの2つの対策方法

FXトレードで「チャンスはあったのに、気づいたら遅かった…」という経験は誰しも一度は経験したことがあるでしょう。特に本業のある副業トレーダーや、スマホでのチャート確認が中心の人にとって、リアルタイムで相場を追い続けるのは現実的ではありません。
しかし、せっかく分析力や手法を身につけても、エントリータイミングを逃してばかりではトレードが成立しません。この問題を解決するには、日々のルーティンやツールの使い方を少し工夫することがカギとなります。
ここでは、「エントリーしたかったのに間に合わなかった…」を防ぐための、再現性のある2つの対策を紹介します。
市場開始の前に必ずチャートを確認する
FXでは「東京市場」「ロンドン市場」「ニューヨーク市場」と、各時間帯によって市場参加者の顔ぶれが変わり、相場の動きにも特徴があります。その中でも市場開始前のタイミングは、意外とエントリーポイントが現れやすいことをご存じでしょうか。
なぜなら、市場が本格的に動き出す前の時間帯は、価格がまだ一定の範囲に収まっており、チャートが綺麗な波形を形成しやすいからです。特にロンドン市場やニューヨーク市場の開始前には、相場が大きく動き出す前兆が現れることがあり、その直前の時間帯がエントリーのベストタイミングになるケースも珍しくありません。
例えば、「ロンドン市場が始まる1時間前にチャートをチェックする」などのルーティンを取り入れることで、相場の流れを先取りできる可能性が高まります。毎日数分でも事前にチャートを確認するだけで、エントリーのチャンスを逃さずに済むことが増えるでしょう。
アラート機能を活用する
チャートをずっと監視できない方にとって、アラート機能の活用は非常に有効な手段です。最近のインジケーターには、エントリーサインの条件が整ったときに自動で通知してくれる機能が備わっているものも多くあります。
例えば、平均足を使ってトレードしている方なら、「平均足の色が変わった瞬間にアラートを鳴らしてくれるインジケーター」があります。このようなツールを使えば、自分がチャートを見ていないタイミングでもエントリーチャンスを知らせてくれるため、タイミングを逃しにくくなります。
また、自身で設定したい任意の価格帯にアラートをセットしておきたい場合、TradingViewのアラート設定機能の活用がおすすめです。
TradingView公式ページ:https://jp.tradingview.com/
ただし、TradingViewは無料で使える機能が限られます。そのため、制限なく使いたい場合は有料プランがおすすめですが、できる限りお金をかけたくない場合は、下記のFXTFの口座開設がおすすめです。FXTFならTradingViewの一部有料機能を無料で使えますし、今なら「Toshiの極秘手法」も完全無料で受け取れます。両方が手に入るチャンスは今しかないので、ぜひ下記より詳細をチェックしてください。
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まとめ
FXでエントリーできない理由には「エントリー根拠が不十分」「ボラティリティによる恐怖」「過去の失敗が蘇る」「エントリーポイントがわからない」「タイミングを逃す」などがあります。対策としては、自分のトレードルールを確立し、デモ口座や低ロットで練習すること、市場開始前にチャートを確認し、アラート機能を活用することが効果的です。こうした具体的な行動を通じて、自然と自信を持ってエントリーできるようになります。



