FXにおける平均足は、海外でも使うトレーダーが多いなど高い人気を集めています。
日本でも人気が高く、これからトレードで活用したいと考えている方も多いのではないでしょうか。
しかし、実際に平均足をチャートに入れてトレードをしても、「なかなかうまくいかない」「使い方がわからない」と悩んでいる方も数多くいます。
今回は、平均足の使い方を知りたい方のために、具体的なエントリー方法から聖杯ツールまでご紹介します。
平均足とは?
分析ツール:https://www.gogojungle.co.jp/tools/indicators/45736
平均足とは、トレンドの流れを視覚的に把握しやすいテクニカルチャートのことを言います。
上昇の勢いが強くなると陽線が連発し、反対に下降の勢いが強くなると陰線が連発します。
上記平均足の画像をチェックしてもわかりますが、誰が見ても一目でトレンドの流れを把握できる特徴があるため、よりトレードがしやすくメリットがあります。
ローソク足との違い
ローソク足は、上昇トレンド中でも陰線で確定すればそのままチャートに反映されます。
平均足は、もしローソク足が陰線でも上昇トレンドであれば陽線が確定するなど、陰線と陽線が不規則に現れることはほとんどありません。
しかし、ローソク足は不要かというとそうではありません。
ローソク足は相場分析には必須となりますし、プライスアクションの判断はローソク足の方がやりやすいため、できれば両方表示させておくことがおすすめです。
平均足はあくまでもトレンドを把握するためや、エントリーの判断がしやすくなるツールとして活用いただけます。
一般的な平均足の使い方・見方
ここからは一般的な平均足の使い方や見方について紹介します。
使い方が全くわからない方は、参考にいただければ幸いです。
上ヒゲが強い陽線の連続は上昇トレンド
上記画像をチェックすると、上ヒゲが長い陽線が連発して出現しています。
これは上昇の勢いが強いことを表しており、表示させているチャート上では上昇トレンドということが一目でわかります。
平均足はレンジ相場に弱い特徴があるため、トレードする際には大きく動き始めてから順張りエントリーでも問題ありません。
下ヒゲが強い陰線の連続は下降トレンド
下ヒゲが強く表れている陰線が出現したときは、下降の勢いが強いことを意味します。
下降の勢いの強さも平均足であれば一目で確認することが可能です。
特にエリオット波動1波、3波では勢いが強くなることがあり、強い陰線が連発します。
下ヒゲ陽線が現れると売りへと転換する可能性も
上昇してきた流れに対して下ヒゲが出現してくると、ここから売りに転換する可能性があります。
使い方としては下ヒゲが出現した際にショートエントリーを検討してもいいですし、決済の判断としても活用できます。
ただし、下ヒゲが出現したからといって必ずしも売りへと転換するわけではありません。
相場分析をした結果、下への期待値が高いのであればショートエントリーが可能であるということであり、100%平均足が機能するとは限らないので注意しましょう。
また、平均足にも種類が数多くあり、中にはヒゲが出現しなかったり、常に出現しているためわかりづらいものまで存在します。
平均足でエントリーから決済までの判断をしやすくするためにも、ヒゲの視認性の高さも選ぶうえでチェックしなければならないポイントです。
上ヒゲ陰線が現れると買いへと転換する可能性も
ずっと続いてきた下降に対して上ヒゲが出現し始めると、上昇の勢いが強くなる可能性があります。
上記の画像のように、強い下降が続いた後に上ヒゲが何度も出現していることがわかります。
その後、上昇の流れが強くなっているため、ショートエントリーしている方は決済の判断に使え、ロングエントリーを狙っている方はここからエントリーをすると負けづらくなります。
ただし、こちらも必ずしも上ヒゲが出現したからといって上昇するわけではありません。
しっかりと相場分析が必要であることは把握しておきましょう。
平均足は最強!だけどそれだけでは負ける!?実践的な使い方とは
平均足は視覚的にトレンドの発生がわかりやすく、初心者でもトレードがしやすいことから最強とも言われています。
しかし、平均足だけの根拠で勝ち続けることは難しいでしょう。
では、どのような使い方をすれば勝率を上げられるのか、平均足の実践的な使い方について紹介します。
相場の方向を把握する
平均足を活用する場合、必ず大切になるのが相場の方向を把握することです。
環境認識が重要となり、「今の相場は上向きなのか、下向きなのか」を把握しておくだけでも勝率は高くなります。
相場の方向をある程度把握していないと、例えば「平均足が上向きになってきてエントリーしたものの、下降トレンドであるためすぐに叩かれた」となることも少なくありません。
また、平均足は値幅の少ないレンジ相場ではうまく機能しない特徴があります。
相場の状況を把握せず、平均足だけを見てエントリーすると勝率が低くなるため、エントリー有無の判断をするためにも相場の方向を把握することが大切です。
相場状況の把握が苦手という方は、トレフォロのトレンドフォローメーターをチェックすることで瞬時に方向感を把握できます。
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トレンドフォローメーターは1分足から月足まで、現在の相場の方向を瞬時に把握できます。
トレンドフォローメーターを活用すれば、「ロングをしたいけど下降トレンドだから止めておこう」といった判断にも活用できるのでおすすめです。
特に分析が苦手な方や、時間がなくて毎日分析できない方は活用について検討してみてください。
チャートパターンとセットで使う
平均足は、青になったからロング、赤になったからショートといった使い方は危険です。
確かにそれだけでも機能することはありますが、平均足の色変わりのみを根拠にエントリーすることは勝率を下げる要因の一つとなります。
平均足はあくまでも補助ツールの一つであるため、できれば他の根拠もしっかりとあった方が勝率を上げられます。
その一つにチャートパターンがあります。
ダブルボトム・トップ、三尊・逆三尊など、チャートパターンとセットでの活用がおすすめです。
他にもトレーダーそれぞれが持っている感覚の「このパターンは上がる」といったチャートパターンがあれば、それと組み合わあせて平均足の色変わりが発生したらエントリーをするなど、このような使い方をすると負けにくくなるでしょう。
平均足の使い方・エントリーポイントがわからない方向けの聖杯!
FX初心者や、これからFXを始めようと思っている方にとっては、そもそもどこがエントリーポイントになるのかわからない人も多いでしょう。
平均足+エントリーポイントを教えてくれるとっておきのサインツールが『トレフォロ』です。
トレフォロは平均足の色変わりでサインを出すのではなく、さまざまなロジックを組み合わせ、トレンドフォローのポイントとなる場所でサインが出現するよう開発されています。
ここ最近ではランキングにも掲載されるなど、幅広いユーザー様にご活用いただいております。
特に平均足の使い方がわからない、エントリーポイントがわからない方は、活用いただくことでトレードがよりやりやすくなるのでおすすめです。
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まとめ
平均足を活用しているものの、使い方がよくわからない方向けに一般的な使い方から実践的な使い方まで紹介しました。
平均足は使い方次第で聖杯ツールにもなる魅力的なテクニカルチャートです。
海外のトレーダーからも人気が高く、トレードもやりやすくなるので、使ったことがない方はこの機会に取り入れてみてはいかがでしょうか。