FXトレードでエントリーしようと思っても一体どこでエントリーすればいいのかわからないという方も非常に多いです。特に、FX初心者の場合は、知識が少ない分、エントリー箇所を見つける力がないため、『エントリーポイントがわからない』という現象に陥ります。また、中級者以上のFXトレーダーでも強い根拠でエントリーしようと思うあまり、エントリーポイントが少なくなってしまう方も少なくありません。
エントリーポイントがわからないを解決するためには、さまざまな方法がありますが、平均足を活用することもそのひとつです。平均足は特にアメリカで人気のあるインジケーターであり、ローソク足よりもエントリーポイントを見つけやすくなります。
今回は、FXのエントリーポイントがわからない理由や具体的な見つけ方、エントリーポイントを見つける際の平均足の活用方法について詳しく解説します。
FXのエントリーポイントがわからない理由
FXのエントリーポイントがわからない理由は一般的に以下の5つです。初心者だけでなく、中級者以上にも当てはまる方は多いと思いますので、ぜひチェックしてみてください。
一般的なエントリーポイントがわからないから
初心者に多いのが、一般的なエントリーポイントがまずわからないというケースです。中級者以上にとって一般的な話になるため、次の見出しへスキップしていただいて構いません。
物凄く当たり前の話になりますが、一般的なエントリーポイントがわからないという方は、まず知識を身に付けて、トレーダーが頻繁にエントリーしているポイントがどこなのかを把握する必要があります。インターネットで調べればいくつも出てくるので、特に初心者はまず知識を身に付けましょう。
必ず勝てるエントリーポイントを探しているから
一般的なエントリーポイントといってもインターネットで探せば数多く紹介されています。しかし、どれが勝てるのか、正しいエントリーポイントなのかわかりません。つまり、エントリーポイントがわからないといっている人の中には、どのようなエントリーポイントでもいいということではなく、勝てるエントリーポイントを知りたいという方もいます。だから、エントリーポイントがわからないという考え方になってしまいます。
トレードルールが定まっていない
自分自身にトレードルールがあれば、エントリーポイントがわからないという考え方にはならないはずです。例えば、『ダブルボトムの起点から入れる』、『上昇トレンド中に平均足が陰線から陽線になったタイミングでエントリーする』など、自身でトレードルールが確立されていれば、エントリーポイントがわからないという悩みを抱くこともありません。そのため、エントリーポイントの見つけ方がわからないという方は、まずトレードルールを作ることも解決方法のひとつです。
『トレード回数が少ない＝エントリーポイントがわからない』になっている
FXは1日に何回もトレードして利益を積み上げていくというイメージを持っている方もいます。このような人の中には、1日でエントリーできるポイントが少ないという方もいるでしょう。これが原因で『自分はエントリーポイントがわかっていないのではないか？』と思われている人も少なくありません。
エントリーポイントが少ないことは、決して悪いことではありません。それだけ強い根拠を大事にしているということなので、負けづらいトレードを実現することができます。しかし、あまりにもエントリー回数が少ないと安定した収益を出すことができなくなるため、専業になることは難しいです。エントリーポイントが少ないと感じる人は手法をインターネットなどで探し、自分のトレードの中に取り入れるなどの努力が必要になります。
根拠を強め過ぎている
根拠をガチガチにしてしまうとエントリー回数が少なくなるので、『エントリー回数が少ない理由はエントリーポイントを理解していないからではないか？』という思考に陥りやすくなります。
トレード精度を高めるために、エントリー根拠を大事する人も多いです。しかし、エントリー根拠を強め過ぎるとエントリー回数が少なくなります。例えば、エントリー根拠が5個以上でエントリーする人と2個以上でエントリーする方がいた場合、後者のほうが当然エントリー回数は多いです。中級者以上で『最近なかなかエントリーできていないな』と思われる方は、根拠を少なくしてロットを落としてエントリーするのもひとつの手です。
FXのエントリーポイントの見つけ方
エントリーポイントがわからないという方は、以下の見つけ方を参考にして自分のエントリーポイントを探してみるのもおすすめです。早速、それぞれのエントリーポイントの見つけ方について解説します。
波形を見つけてエントリーポイントを見定める
1つ目は、波形でエントリーする方法です。
例えば、ダブルボトム、三尊、逆三尊など波形を確認したらエントリーします。波形でエントリーするメリットは、上位足の波形の場合、強い根拠になることです。チャート上に波形を作るためには、一定期間必要になります。特に、4時間足以上の時間軸の場合、波形が出来上がるまでに長期間がかかるため、それだけで強い根拠になるケースが多いです。
逆に、波形でエントリーする欠点としては、エントリー回数が少ないことが挙げられます。波形が作られるまでには時間がかかるので、あらゆる通貨ペアのチャートを確認しても上位足(4時間足以上)の場合、1週間の間に1回も見つけられないというケースは少なくありません。また、5分足などに時間軸を落としてエントリーすれば、波形も見つかりやすいですが、強いエントリー根拠になりづらいため、良い波形でも負ける可能性は高くなります。
抵抗体＝エントリーポイント
2つ目は、抵抗体を確認してエントリーする方法です。
代表的な抵抗体としては、水平線やチャネルなどが挙げられます。
【水平線】
【平行チャネル】
水平線や平行チャネルは、時間足が長期になればなるほど効きやすいです。例えば、1時間足の水平線よりも日足の水平線のほうが抵抗体になりやすくなります。
抵抗体を見つけることができれば、損切りラインも明確ですし、そのラインを割る可能性が低いため、期待値の高いトレードをすることができます。しかし、抵抗体だけを根拠にトレードすると簡単に負けてしまうため、それ以外の根拠もしっかりと見つけた上でエントリーするのがおすすめです。
平均足を活用してエントリーポイントを見つける
3つ目は、平均足を活用することです。
実際に、エントリーポイントがわからないという方の中には、エントリー回数を増やすために、エントリーポイントを開拓したいという人も少なくありません。そのような目的を持っている方は、平均足の活用がおすすめです。
後述しますが、平均足はトレンド中に平均足の色変わりや逆髭が出たときにエントリーします。そのため、エントリー回数をグッと増やすことができるというわけです。また、精度も高いため負けづらいことも大きな特徴になります。平均足に興味がある方は、具体的なエントリーポイントの見つけ方やおすすめの平均足を後述しますので、ぜひチェックしてみてください。
ゴールデンクロス・デッドクロスでエントリーは注意が必要
4つ目は、ゴールデンクロス・デッドクロスでエントリーする方法です。この手法はかなり有名ですが、基本的には注意が必要になります。
移動平均線がゴールデンクロスしたらロング、デッドクロスしたらショートというエントリー手法は非常に有名ですが、この根拠だけでエントリーするとうまくいきません。熟練したトレーダーは特に、ゴールデンクロスしたらロングポジションを利確する、デッドクロスしたらショートポジションを決済するというように考えています。しかし、この手法が通用しないといっているわけではありません。ゴールデンクロスやデッドクロスだけの根拠でトレードすると負けてしまうので、別の根拠も必ず探した上でエントリーしたほうがいいと言いたいのです。
インジケーターだけでエントリーするのは要注意
5つ目は、インジケーターを活用したエントリー方法です。
エントリーポイントを明確にするインジケーターとしてはサインツールが有名です。サインツールは矢印でエントリー箇所を知らせてくれるので、誰でも簡単にエントリーポイントを見つけることができます。しかし、サインツールを使用する場合でもインジケーターだけを頼りにするではなく、補助的に使用するのがおすすめです。
https://moreandmore.jp/fx/mt4-sign-tool
平均足を使ったエントリーポイントの見つけ方
平均足は非常に優秀なインジケーターであり、トレードのエントリー回数を大幅に増やしてくれます。また、精度もある程度維持されるため、負けるエントリーポイントが増えるというわけではありません。具体的に平均足を使用してどのようなポイントでエントリーすればいいのか詳しく解説します。
平均足の色変わりでエントリーする
1つ目は、平均足の色変わりでエントリーする方法です。
MT4やTradingView標準の平均足は、だましが多いため、色変わりでエントリーすると高い精度を維持することはできません。しかし、MoreAndMore Infoの平均足スムーズドは、一般的な平均足を特殊な数値で滑らかにしているため、精度を維持したまま平均足の色変わりでエントリーすることが可能です。
例えば、下記のような下降トレンド中に陽線が陰線になったタイミングでショートエントリーするという方法などが挙げられます。
2回目のショートポイント場面においては、少し押し戻されていますが、最終的には大きな下降を獲れることになっています。
最大の強みは1分足などの短期でも機能する点です。そのため、トレード回数が格段に増えますし、エントリーポイントもわかりやすくなります。
逆髭でエントリーする
2つ目は、逆髭でエントリーする方法です。
平均足は特性上、強い陽線は上髭が長くなり、強い陰線のときは下髭が長くなります。簡単にいえば、ローソク足の髭とまったく逆です。しかし、下降している最中に上髭陰線が出現したり、上昇トレンドで上髭陰線が出たりすることがあります。これを逆髭といいます。
逆髭でエントリーすれば、トレンドの初期段階で早めに乗ることができるので、かなり優位なトレードができます。
平均足の色変わりでエントリー精度を上げたいならMoreAndMore Infoの平均足スムーズドがおすすめ
平均足は、トレンド中の大きな波をごっそり獲ることができるため、非常に有能なインジケーターです。しかし、MT4・MT5標準のHeiken AshiやTradingView標準の平均足はだましが多く、簡単に色変わりしてしまいます。これを避けて、精度の高いトレードをしたいならMoreAndMore Infoの平均足スムーズドがおすすめです。
MoreAndMore Infoの平均足スムーズドは、単に平均足の精度が高いだけでなく、平均足の中期・長期も付いてくるので、相場の大きな波を確認してエントリーすることもできます。ちなみに、MoreAndMore Infoは平均足スムーズドをMT4・MT5・TradingViewすべてのプラットフォームではじめて開発した開発者です。興味がある方は、ぜひ下記からチェックしてみてください。
まとめ
今回は、FXのエントリーポイントがわからないことで悩んでいる人に向けて、エントリーポイントがわからない理由や具体的な見つけ方、平均足を活用したエントリーポイントの探し方について詳しく解説しました。エントリーポイントがわからない方は、ご紹介した見つけ方を参考にしてぜひ自分のトレードに取り入れてみてください。また、エントリー回数を増やしたいという方は、平均足スムーズドの活用もおすすめです。特に、MoreAndMore Infoの平均足スムーズドは精度が良く、平均足の中期・長期もついてきます。MT4の簡易版は無料で配布しておりますので、まずは試してみたいという方は、下記のURLにアクセスしてください。
