こんにちは、としです。本日は、『ゴールド手法教えます!リターンムーブが機能するかどうかを判断する基準とは?』というテーマで解説していきます。昨日のゴールドの実際のトレードを交えながら説明していきますので、ぜひ最後まで読んでみてください。
また、こちらのブログの内容は、YouTube動画でも紹介しています。できるだけFX初心者にもわかりやすく説明していますので、動画で内容を知りたいという方は、ぜひ視聴してみてください。
今回のゴールドのトレード内容
昨日の2025年1月7日にエントリーしたのが、ゴールドです。
まず、下記のゴールドの4時間足チャートを見てください。
下記の画像の赤い四角の枠で囲まれた11時に確定する4時間足でエントリーしました。
正確には、10:50分頃にエントリーしたんですが、まだこの時点では4時間足は確定していませんが、あと数十分で確定しますし、これだけの上昇であれば陰線になることはないため、エントリーしたという流れです。
Toshiの手法PDFをお持ちの方は、10ページ目のダブルボトムのエントリータイミングの計り方をぜひ参照してください。正しい切り下げラインの引き方などがわかります。
【Toshiの手法PDFの詳細】
・https://moreandmore.jp/fx/toshi-fx-method
利確は、直近高値、損切りはダブルボトムのリターンムーブの下となります。
ちなみに、このゴールドのエントリーは前回のゴールドアノマリーのリアルトレード解説の続きとなります。まだチェックしていない方は、ゴールドの重要なポイントについても話しているので、下記のページを参照してください。
今回のエントリー根拠
今回のゴールドのエントリー根拠は、下記の3点です。
- リターンムーブ後に大陽線で確定したこと
- ドルストが売られていたこと
- 小さい波で3波になりそうだったこと
それぞれの根拠について詳しく解説していきます。
リターンムーブ後に大陽線が確定したこと
まず、リターンムーブ後に大陽線で確定したことについて解説していきます。
下記はゴールドの4時間足チャートです。
下記の画像の赤枠で示した通り、リターンムーブの上で大陽線で確定しています。また、ここに溜まっていそうな損切りをこの足で清算しています。
損切りを清算したことでそれが燃料となり、エントリーできるかもということになります。
損切りの清算に関する詳しい内容は、下記のページで詳しく解説しています。こちらをまだ見ていない方は、必ず見てください。FXの燃料に関する内容が理解しやすいと思います。
下記の画像の赤枠の大陽線でそのままエントリーすることもできます。
しかし、下記の画像のように次の4時間足が全戻しということもFXでは十分にあります。
そのため、次の4時間足も陽線確定するまで様子を見たかったので、リスクリワードが悪くなることを覚悟でエントリータイミングを伺っていました。そしたら、次の足が下げ渋り、さらにその次の足で陽線が確定しそうだったので、大陽線が確定した次の次の4時間足でエントリーすることができました。
今回のエントリーはリターンムーブのエントリーになりますが、結構、FXトレードをしている方ならわかると思いますが、リターンムーブでのエントリーは結構難しいですよね。
例えば、今回のトレードのリターンムーブでは、下記の画像の赤枠の4時間足は陰線になりますが、ピンバーで切り下げラインにも反応しています。
これでエントリーしてしまう方も多いと思いますが、この場合、ダブルボトムの下に損切りを置くとかなりの値幅になってしまいます。
そのため、リスクリワードも考えると切り下げラインの少し下に損切りを設定することになります。
しかし、このようなトレードをしてしまうとここでは損切りにかかってしまうということになります。
MoreAndMore Infoの平均足スムーズドをお持ちの方は、4時間足でもエントリータイミングを測る際に活用するのが便利です。例えば、今回のゴールドの場合、平均足が陽線になったタイミングでエントリーすれば、損切りを防ぐことができます。
MoreAndMore Infoの平均足スムーズドを使うことで、早いタイミングでエントリーしてしまう癖を直すこともできますので、持っている方は積極的に活用していきましょう。
【MoreAndMore Info平均足スムーズド】
・https://www.gogojungle.co.jp/re/DTwuq0yOkKQZyfX
FXでリターンムーブのエントリーが上手いトレーダーは、この反応していそうな4時間足1本だけでエントリーしません。今回は陰線なので、そもそもエントリーできませんが、陽線であっても次の足は必ず見てしっかりと陽線が確定してからエントリーするように心がけるとリターンムーブの負けがかなり減ると思います。これがリターンムーブのエントリーでもっとも重要な部分であると思います。
ドルストが売られていたこと
次に2つ目のドルストが売られていたことについてですが、これは通過強弱の話になります。
このリターンムーブのところのせめぎ合いところは、トランプさんのユニバーサル関税のニュースが入ってボラが大きくなったところです。EURUSDやGBPUSDは大きく上昇しており、シルバーもダブルボトムで上がりそうだったので通過強弱的にも悪くないなと感じていました。
ちなみにドルの通過強弱を測る時はドル円はあまり参考にしていません。現在は、ドル円とゴールドは完全に逆相関とは言えず、円が弱すぎるため、個人的には重要視していません。
小さい波で3波になりそうだったから
エントリー根拠の3つ目の小さい波で3波になりそうだったことに関してですが、まずは下記の画像を見てください。
この時点では下降の1波~3波が来て、上昇の1波、そして2波3波と見ることもできます。そのため、利確はいつも言っている通り、今回は、1波の値幅分を2波の安値から当てたこの部分ということもできます。
今回の利確の設定はエリオット波動ではなく、直近高値としていたため、エリオット波動は大きく関係ありませんが、利確位置に関しては、ここから大きく下がっているため、この考え方で大きく間違っていなかったのではないかと思います。
ドル円の相場分析
ドル円は、2025年1月8日現在、下記の画像のように、緑のチャネルの中で推移している状態です。
前回のドル円の相場分析と同様に、これを上抜けたら、エントリーを検討することになります。例えば、下記の画像のように、このチャネルを上抜けてチャネルーの上限にリターンムーブしてきて、反発して上昇しそうならロングエントリーということになります。
Toshiの手法PDFをお持ちの方は、11ページを参考しながらどこでエントリーすればいいのかをしっかりと確認した上で、ブレイクエントリーやリターンムーブエントリーをしてください。