FXの通貨ペアは絞るべき?トレードスタイルに合わせて監視通貨を決めよう!

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FXで取引できる通貨ペアは数十種類以上あり、メジャーなものからマイナーなものまで幅広く存在しています。

FXでトレードを始めると「通貨ペアが多すぎてどの通貨から取引していいかわからない」といった悩みや「そもそも通貨ペアは絞るべき?」と悩みを抱える方も多いでしょう。

通貨ペアを絞るか絞らないかについてはトレーダーのトレードスタイルによっても変わりますし、通貨ペアによって得意不得意なども出てくるため、必ずしも皆が同じになるとは限りません。

通貨ペアを絞るかどうか迷っている方は、まずそれぞれの通貨の特徴を理解してからその後どうするかを考えるといいでしょう。

今回はメジャー通貨ペアの特徴や、トレードスタイルによっておすすめの通貨ペアについて紹介するので参考にしていただければ幸いです。

FXでトレード可能な通貨ペアは全部で51種類程度

ヒロセ通商の最大通貨ペア数は日本のFX会社の中で1位(51通貨ペア)です。そのため、51種類と紹介していますが、FX会社によっては通貨ペア数が異なります。

一般的には20〜30種類程度の取り扱いがあるFX会社が多いでしょう。

FXでトレードを始めるにあたって、51種類すべての通貨ペアを監視するのは大変です。

そのため、基本的にはメジャー通貨と呼ばれる30種類程度を監視できれば問題ありません。

メジャー通貨と呼ばれるのは下記のとおりとなっておりますので、そちらを参考にしてみてください。

  • USD
  • JPY
  • EUR
  • GBP
  • AUD
  • CAD
  • CHF
  • NZD

 

通過ペアを絞る前に通貨の特徴を知ることが大切!

上述で紹介したように、メジャー通貨と呼ばれるものは大きく分けて8種類あります。

通貨ペアに関してはそもそもそれぞれの特徴を知っていないと絞ることもできないため、ここでは各通貨の特徴について紹介します。

USD

・世界の基軸通貨
・最も取引量が多い
・相場の変動がそれほど大きくなく予想内の範囲で動く
・自国の影響を受けやすい(アメリカの経済指標など)

ドルは世界の基軸通貨であり、最も取引量が多いのが特徴です。

取引量が多いと相場での変動は大きいと思われがちですが、その逆で相場の変動はそれほど大きくありません。

そのため、予想内の範囲で価格が推移することがほとんどです。

また、ドルは為替介入など例外を除いて自国の影響を受けることが多い通貨です。

例えばアメリカで悪い材料が出ればドルは売られますし、良い材料が出ればドルは買われます。

基本的には他国の影響をそれほど受けない通貨と言えるでしょう。

EUR

・ドルに次いで取引量が多い
・ドルに良い材料が出ればEURは売られドルに悪い材料が出ればEURは買われる
・取引する前にはユーロドルのチャートでどちらが主導で動いているかチェック

EURはドルの次に取引量が多い通貨です。第2の基軸通貨とも呼ばれています。

ドルとの相関性が強く、ドルに良い材料が出ればEURは売られ、ドルに悪い材料が出ればEURが買われることが多いです。

通貨ペアの中にはユーロドルがありますが、ユーロドルを見ればどちらが買われてどちらが売られているかが瞬時に分かります。

実際にEURを取引する際にはユーロドルのチャートを監視するトレーダーが多く、通貨強弱を見て判断をしています。

JPY

・世界三大通貨の一つ
・円は他国の影響を受けやすい(他国主導でチャートが動く)
・東京時間にチャートが動くとは限らずどちらかというと欧州時間からトレンドを形成しやすい

USD、EUR、JPYはこの3つを合わせて世界三大通貨と言われることがあります。

そのため、取引量も比較的多い通貨と言えるでしょう。

円は他国の影響を受けることが多く、特にドルやEURからの影響によってチャートが動きます

円と聞くと東京時間にチャートが大きく動くと思われがちですが、先程も述べた通り他国主導で動く通貨なので、必ずしも東京時間に動くとは限りません。

どちらかというと欧州時間からトレンドなどを形成することがほとんどです。

AUD

・資源国通貨である
・輸出国割合の30%以上が中国で中国経済の影響を受けやすい

AUDは輸出国の割合がとても大切と言われており、その30%以上が中国に向けて行われています。

つまり、AUDのチャートは中国経済によって動いていると言っても過言ではありません。

具体的には中国経済に悪い影響が出ればAUDは売られ、良い材料が出れば買われる傾向にあります

そのため、AUDで取引をする際には中国の経済指標などを確認しておくことが大切です。

NZD

・AUDと同じく資源国通貨
・中国の影響を受けるため中国の経済や社会情勢を確認したほうがいい
・トレードする際はAUDに注目しそのトレンドに逆張りしないことが大切

AUD同様、NZDも資源国通貨と呼ばれています。

そのため、AUDと同じく中国の経済の影響を受ける通貨です。

NZDで取引する際には、中国の経済や社会情勢などをしっかりと確認したうえでトレードしましょう。

また、トレードする際にはAUDに注目し、そのトレンドに逆張りをしないよう注意することが大切です。

具体的にはAUDをロングエントリーし、NZDはショートエントリーするといったことはしないようにしましょう。

GBP

・世界三大通貨と比べルト流動性はなく、投機対象として見られている
・他の通貨と比べてもボラティリティが大きい
・短い時間で値幅を取りやすく効率が良いことでも知られている

GBPは世界三大通貨に次いで4番目の基軸通貨とも呼ばれています。

ただし、世界三大通貨に比べると流動性はあまりなく、どちらかというと投機対象として見られている通貨です。

そして、なんといってもボラティリティが大きいのがこの通貨の特徴になります。

実際に間違ったトレードをしてしまうと、一瞬で損切りに合うことも少なくありません。

しかし、だからといってトレードをしないほうがいい通貨ではなく、逆に他の通貨ペアと比べても値幅を大きく取れるため、効率が良い通貨とも言えるのです。

CAD

・資源国通貨ではあるが資源によって変動する幅はそれほど大きくない
・USDや原油価格が影響するため取引する際にはこの2つは最低限確認したほうがいい

CADは資源国通貨になりますが、資源によって変動する幅はそれほど大きくありません。

どちらかというとUSDとの関係性が最も強く、例えばUSDが買われていればCADも買われるのが一般的です。

その他にも影響を受けるものとしては原油価格です。

こちらも原油が買われればCADも買われる形となりますので、取引する際には原油価格やドルについても確認しておくことが大切となります。

CHF

・リスクオフで買われてリスクオンで売られやすい
・円やゴールドとの相関関係がある通貨

CHFは永世中立国とも言われており、比較的安全な通貨として知られています。

CHFも円同様、リスクオフで買われてリスクオンで売られる特徴があります

円やゴールドとの相関関係がある通貨なので、これらの通貨ペアはチェックしておくことがおすすめです。

通貨ペアを絞るべきかどうかはトレードスタイル次第!

通貨ペアを絞るべきかどうかは、その人のトレードスタイルによって変わります。

そこで、トレードスタイル別に通貨ペアを絞るべきかどうか解説しますので、ぜひ参考にしてください。

デイトレード・スイングトレードをしたい人は通貨ペアを絞るべきではない

・デイ、スイングトレードはそもそもエントリーチャンスが少ないから通貨ペアを絞るべきではない
・監視する通貨ペアを増やすことでエントリーチャンスが増える
FXでデイトレード、スイングトレードで取引をしたい場合、監視通貨ペアを1つに絞るとエントリーチャンスが少なくなる可能性が高まります。
理由としては監視足が1時間以上の場合、そもそも波形を作るまでに時間がかかるからです。
やっと波形を作ってエントリーができるまでに1週間、半月ほどかかるケースも増えるため、なるべく監視通貨ペアは増やしたほうがチャンスは多くなります。
エントリーの回数は増やせば増やすほどいいのかというとそうではありません。
しかし、監視通貨ペアを絞ってやっとエントリーができたと思っても、万が一そのトレードが負けで終わってしまったらメンタルにも相当な影響を与えます
基本的にFXで勝率100%というのは不可能に近いので、トータルで資産を増やせるようにするためにもデイトレード、スイングトレードでは通貨ペアを絞らないほうが多くのチャンスが巡ってきやすくなるでしょう。

スキャルピングをしたい人は通貨ペアを絞るべき

・スキャルピングは通貨ペアを絞るのがおすすめ
・そもそもスプレッドが高いものや、値動きが乏しい通貨ペアの監視は不要
・監視する時間足が短期であればあるほど波形を作りやすく、チャンスが多い
・モニターに張り付いて監視するスキャルピングで30〜50通貨ペアを監視するのは体力的にも現実的ではない

スキャルピングが中心の方に関しては、通貨ペアを絞るほうがいいでしょう。

理由としてはそもそもスキャルピングに向かない通貨ペアもあるからです。

具体的にはスプレッドが高いものや値動きが乏しい通貨ペアなど、無理してスキャルピングをする必要がないものもあります。

また、スキャルピングで取引をするほとんどのトレーダーが5分足や1分足を見てトレードをしています。

短期足になればなるほど比較的すぐに波形を作りやすく、1つや2つの通貨ペアに絞ったとしてもエントリーチャンスが多いのです。

デイトレードやスイングトレードのように30〜50通貨ペアも監視していると体力的にも疲れてしまうため、できれば得意な通貨ペアに絞るほうがやりやすくなるでしょう。

副業でFXをはじめる方は通貨ペアを絞るべき

・副業でFXをしている人はそもそもチャートを監視できる時間が少ない
・FXに時間を割けないなら通貨ペアは絞るべき
・時間がなくて環境認識が疎かになりがちなら通貨ペアは絞るべき

サラリーマンや別の仕事をこなしながらFXもやっている方は、そもそもチャートを監視できる時間も少なくなるでしょう。

監視できる時間が限られているにも関わらず、30〜50通貨ペアを完璧に把握することは現実的ではありません

通貨ペアを絞ることなく無理して監視し続けてしまうと、適当にエントリーをしてしまったり、見当違いのエントリーをしてしまったりするケースも増えるため、なるべく絞ることをおすすめします。

副業の場合は通貨ペアを絞ることで無理なくトレードができるメリットがあるので、人それぞれではありますが自分の負担にならない範囲でトレードをしましょう。

デイトレード・スイングトレードで監視したい通貨ペア一覧

通貨ペア数はそもそもFX会社によって異なります。

20〜30のところもあれば50通貨ペアを取り扱っているFX会社もあるのです。

これらすべてを監視すべきかというと、その必要はありません。

基本的にはメジャー通貨ペアと呼ばれるものを監視ができれば問題ないでしょう。

具体的にはデイトレードやスイングトレードで監視すべき通貨ペアを下記にまとめてみましたので参考にしてみてください。

AUD/CAD
AUD/CHF
AUD/JPY
AUD/NZD
AUD/USD
CAD/CHF
CAD/JPY
CHF/JPY
EUR/AUD
EUR/CAD
EUR/GBP
EUR/JPY
EUR/NZD
EUR/USD
GBP/CAD
GBP/CHF
GBP/JPY
GBP/NZD
GBP/AUD
GBP/USD
NZD/CAD
NZD/CHF
NZD/JPY
NZD/USD
USD/CAD
USD/CHF
USD/JPY
XAU/USD
XAG/USD

上記が主にデイトレードやスイングトレードで監視されている通貨ペアです。

それぞれの通貨によってトレードのときのポイントなども異なりますので、特徴について下記にまとめました。

トレードのときの参考になれば幸いです。

USD
基本的にはレンジが多い!つまり伸び続けることが少ないから謙虚利確が大事!流動性があり、比較的短期足でも綺麗に波形を作りやすい。そのためスキャルピングにも向いている!

 

EUR
東京時間はあまり動かない通貨。欧州時間から大きく動くことが多い!EURは伸び続けたら止まらないことも多いため、デイトレード、スイングトレードとの相性が良い!また、ユロドルを見ればどちらを軸に買われているか、売られているかがわかるため最低限監視しておきたい通貨ペア。

 

JPY
他の国の影響を大きく受ける通貨なので、特にスイングトレードでは国際状況は見ておくと良い。円といえば東京時間に大きく動くと思いきや、実は欧州時間から活発的に動くことが多い!

 

AUD
綺麗な波を作りづらい通貨。しかし、急に波形を作り出すこともあるから監視はしておきたい。中国の経済に影響される通貨だから中国の動向はチェック!トレンドが続くとどこまでも伸びるからできれば初動でエントリーしたい。

 

NZD
基本的にはAUDと一緒。中国経済に影響されるから中国の動向には注意!また、綺麗な波形を作りにくく、ダマしも多いからよく引き付けてエントリーをしたほうがいい。

 

GBP
短期足ではヒゲだらけの激しい通貨。トレードはやりづらそうだけど損小利大を実現しやすい通貨だからメリットも多い!また、一度伸び続けたら戻ってこないことも多いので、デイトレードとの相性も比較的良い。大きな利益を出したいならボラティリティが大きいポンドはトレードにおすすめ!

 

CAD
USDやファンダ主導で動くことが多い通貨。トレンドが伸びやすい通貨であるため、デイトレードやスイングトレードに向いている!CADは原油価格が関係することも多いからトレードをする前に原油価格のチェックも忘れずに!

 

CHF
ダマしが多い通貨として知られている。そのため苦手であれば無理してトレードする必要はない。

スキャルピングで監視したい通貨ペア一覧

スキャルピングでは通貨ペアを絞るのが得策と話しましたが、それぞれ通貨の特徴は異なり、人それぞれ得意なものや苦手なものがあるかと思います。

そのため、スキャルピングに関しては自分の得意な通貨ペアに絞るのがおすすめです。

何からトレードしていいかわからない方は、下記の通貨ペアであればスプレッドも狭く、トレードしやすいので参考にしてみてください。

USD/CAD
USD/JPY
EUR/USD
GBP/JPY
GBP/USD

上記通貨ペアであれば比較的スプレッドも低くトレードがしやすいですが、スプレッドはFX会社によっても異なります。

特にスキャルピングの場合は、どこのFX会社を選ぶかがポイントとなりますので、下記の記事も参考にしてみてください。

また、近年ではスキャルピングで平均足を活用されている方が増えています。

moreandmore infoでは騙しのない平均足スムーズドのインジケーターを無料で配布しており、MT4、TradingViewともに無料となっておりますので、ぜひ活用したい方は使ってみてください。

 

まとめ

今回はFXでトレードするにあたって通貨ペアを絞るべきかについて解説しました。

通貨ペアを絞るかどうかはトレードスタイルによっても異なり、特にスキャルピングの場合は絞るほうがトレードがしやすいでしょう。

デイトレードやスイングトレードはその必要がないため、絞ることはおすすめしません。

また、それぞれの通貨によって特徴なども異なるため、今回紹介した内容も参考にしながらトレードに活かしていただけたら幸いです。

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